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「君たちはどう生きるか」


  三連休はおかゆ嬢を病院に連れて行ったり、結婚記念日と夫の誕生日を合同で祝ったり、「君たちはどう生きるか」を観に行ったりしていたらあっという間に終わりました。

 今年はパークハイアット東京のニューヨークグリルでランチをすることに。さすが眺めがよろしい。

 前菜とデザートはブッフェスタイルで、メインは好きなものを選べます。生演奏なんかもあったりして、ハレの日という感じがしますね。

 ついシズラーのノリで盛りすぎてしまって反省。もっと上品に美しく盛り付けられるようになりたいです。サラダからチーズ、野菜、魚、肉まで種類豊富でそれぞれソースも凝っていて美味しかったです。左の蜂蜜をかけて食べるフレッシュな自家製リコッタチーズが絶品でした。毎日食べたい・・・。せっかくの結婚記念日なのに「このソース美味しい!」とか食べる事に夢中で、何年目かもざっくりとしか覚えていないのが我が家らしい。

 メインはポークにしてみたのですが、脂身がほとんどなく上品で量もちょうど良かったです。

記念日だったのでプレート付きのジェラートのサービスがありました。写真を撮ったりしていたら、蝋燭がどんどん垂れてしまい若干ホラー仕様に。デザートはどれも美しく甘さも程よくて、これ目当ての人が多いのも納得。

 最終日は「君たちはどう生きるか」を観に。至ってジブリらしい宮﨑駿の集大成といった感じなので、ネタバレはそこまで気にしなくてもいいのでは?と思いますが、何も知りたくない!という人は読まないで下さい。

 予想よりはダークファンタジー寄りの「もののけ姫」のような世界観で、エロスとタナトスが描かれているところが印象的。少年が実母の死を乗り越え新しい母親を受け入れ、そしてまたその母親も新しい息子を受け入れるという大人の視点にも触れていたのは新鮮でした。(父親は仕事に夢中で蚊帳の外なのは監督自身と重なって相変わらず)悪意のない世界は理想的だけど、それでも少年は自分の中の悪意を認め現実世界で生きていくという選択をしたのだと思いました。
 私はあまり期待していなかったので楽しめましたが、もし監督最後の作品とするなら「風立ちぬ」の方が収まりが良かったような気もします。でも、映画館がにぎわっていたのは嬉しいことだしぜひ劇場でご覧ください。
 おかゆ嬢は検査結果は大きな問題はなく、投薬で様子見中。食欲もあって元気なんだけど、胃腸が不安定になりやすいのが心配です。地球からいつサ終のお知らせが届いてもおかしくない暑さなので、皆様も引き続きお気をつけ下さい。