「反射的な感情」に振り回されないために
最近気づいたこと。
私は、小さい頃に学校で教わったような善悪の基準に囚われすぎる時がある。
例えば「遅刻」。
「遅刻はいけないことだよ」
と誰もが教わってきたと思うが、私は大事な約束に遅刻してくる人を見ると、イライラしたり、嫌な気分になる。
(それなのに、自分も遅刻をすることがある。ごめんなさい。)
当たり前のルールを守ってもらえず、裏切られたような気持ちになるからだろう。
このときの自分は、完全に被害者意識に支配されている。
そして、そういう感情を纏った自分に嫌気がさして、ストレスになる。
ひどいときは、不機嫌な状態が続いて、その後の予定に支障が出ることもある。
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でも、よく考えてみて。
誰かが遅刻をしたとして、そんなに腹を立てることなのか?
もちろん、多少の迷惑はかけられたかもしれないけれど、その後、しばらくの間ストレスの爆弾を抱えなければならないほど、許せないこと・腹立たしいことなのか?
もっと優しくなれて、許してあげられた方が、自分にとっても良いのではないだろうか?
「当たり前のルールを破られた=裏切られた」と捉えるのは、ちょっと大げさでは?
「たまには遅刻しちゃう時もあるよね!」
という感じに、柔軟な心で対処できたら、もっと楽になれるだろう。
誰かに何かされたからストレスが溜まるのではなく、事象の捉え方・解釈次第で、もっとストレスフリーに生きられるはずだ。
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そう思った時、不機嫌やストレスを人のせいにしていた自分がものすごく恥ずかしくなった。
人に優しくするということは、自分自身に対して優しくなることと同義なのかもしれない。
今後は、反射的に怒ったり、イライラしたりせず、一呼吸おいて、自分自身を消耗することのないよう、穏やかに過ごしていきたい。
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