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水泳 試行錯誤の楽しさと価値を生み出す行為

数ヶ月前から水泳を始めた。
水泳なんて学生以来なので、かなり久しぶりだった。

平泳ぎから始めた。

なぜ平泳ぎから始めたのかよく分からない。これまで特に得意だったということもなく、ただなんとなく平泳ぎから泳ぎ始めた。

そしてクロールや背泳ぎをすることなく、平泳ぎ一本でやってきた。

本やYouTubeで泳ぎ方を調べようと思ったのだが、ついつい忘れてしまって、毎週泳ぎながら試行錯誤を繰り返してきた。

その試行錯誤を重ねていくうちに、少しずつ力を抜いて泳げるようになり、少しずつスピードを出すことができるようになってきた。

あれこれ試してはコツをつかんでいく。
そんなことを繰り返してきた。

仕事や普段の生活では、すぐに答えを見つけようとすることが多い。

ゆっくりと時間がかかるのを気にせずに、自分の力だけで、あれこれ考えていくのは、とても貴重な体験であり、試行錯誤しながら上達していくのはとても楽しいものだった。

こういうやり方であらゆることをやっていくのはスピードの早い今の世の中では難しいが、大事なのではないかと思った。

答えを見つけると答えを創り出すでは大きな違いがあるのではないだろうか。

今の時代は便利な世の中なので、情報や知識はどんどん簡単に手に入りありふれたものとなっている。そんななかで、他との差異、価値を生み出すのは自分の頭で考えていくしかない。

個性とかオリジナリティーなんて言葉にしてしまうと、自分なんてと思ってしまうが、そう表現されるものは、自分の頭で試行錯誤して何かを生み出していくこと、そんな小さな行為の積み重ねだったりする。

そんなことを考えた。

平泳ぎの次はクロールでも自分なりに考えてやってみようと思っている。

読んでいただきありがとうございます。
次も書きます!

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