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読後ノート10 DIE WITH ZERO

DIE WITH ZEROという本を読んだ。
なかなか売れている本らしい。

この本のメッセージは次のようなものがある。

今しかできないことに投資する。
一刻も早く経験にお金を使う。
あなたが誰であるかは、経験の合計によって決まる。
人生で一番大切な仕事は思い出づくり。
人生の残り時間を意識する。
ゼロで死ぬとは金だけの問題ではない。限られた時間とエネルギーをどう使うべきか。私たちはそれを、もっと真剣に考えるべきだ。それが、人生を最大限に豊かにすることにつながっていくのである。
金ではなく、健康と時間を重視すること。
それが人生の満足度をあげるコツ。
あらゆる年代で健康の改善は人生を改善する。

これらのことは、なんとなくだが知っていて少しは実践していた。
年齢を重ねてから海外旅行に行く予定だったのを、毎年一回行くようにしているとか、体験することを重視していること、などだ。

一番響いたのは、既に私たちは少しずつ死を経験しているということだ。この本では印象的なフレーズで表現している。

いつまでも子供用プールで泳げると思うな。
あまり知られていないが、人は生涯を通じて何度も小さな死を経験する。それはつまり「人生は、次々とステージが移行していく」という普遍的なプロセスを意味する。

自分はもう学生ではない。学生だから経験できることをもう経験できない。いくらお金を出しても、時間を投入しても、経験できない。

日々生活していくなかで、毎日毎日少しずつ人生のステップを移行しているということだ。

毎日会社に行き、働いている。しかしいずれはそうでないときがくる。会社での出来事は必ずしも楽しい、嬉しいことばかりではない。でも、引退して会社に行かなくなったら、今を懐かしんだり、羨んだりするのだろうか。

今の過ごし方で将来後悔することはないのか。

将来のことはわからない。
やりたいと思ったことはやっておくしかない。

この本が言うように、今しかできないことをやれとは、やりたいと思ったことを躊躇せずにやれということなんだろう。

そういう日々を積み重ねていけば、後悔も少ないのかもしれない。

考えるいいキッカケをもらえた。

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