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今の僕が思う最大火力の現代文の評論読解のコツpart2

生徒に読んでいることが全く分からないとよく言われます。そんな生徒にまず言うことを書きます。

読み始める前からが重要だ

まず読めない生徒は、掴まなければならないことがあります。

それは、テーマ、話題です。何の話題か分からなければ、読み進めても絶対に意味が分かりません。
読める人は自然に話題を掴み、そのまま読みを進めているのです。しかし苦手な人は、何も考えずに読んでしまいます。

まずはテーマ、話題を探す所から始めましょう。言語についてか、哲学か、科学か、生物かなどを把握して読み進めてましょう。

読むのはそれからです。

文章の構成を知り、スタートを見極める

文章の構成は大まかに言えば2つです。それは
①主張(抽象的なわかりにくい内容)→具体化
②身近な具体的話→それをまとめる抽象的主張

スタートが具体か抽象かを考えて、どちらのパターンか認識しよう。

読み始めはどちらの型かを見極めるために丁寧によむ!
そしてどちらの型か把握したらそれぞれの読み進めて方をしよう。

①の型

スタートから硬い読みにくい主張の場合、それをどこかで分かりやすく具体化します。その具体例を活用して最初の主張を理解しよう。
最初の主張が読み取れた場合は、具体例はじっくり読み込む必要はありません。
主張が読めたら具体例はアクセルを。反対に読めなければ具体例を徐行で。

②の型

②の型と分かったら具体例の終わりをジワジワと待ちます。それがまとまる瞬間がくるのでそこを待ち構えて主張がきたらすかさず線を引こう。

まとめ

読む前から勝負は始まっている!

話題をさがすぞ!どっちの型で来るんだ!
さぁ来い!!

これがスタートラインです。

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