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令和版の「鬼は外」は自分の内側から生まれる、という話。

緊急事態宣言が延長され、時短要請もあって周りがざわざわしている今日この頃です。

前回の記事では書きそびれた「”言葉”を使わずに未来の兆しを示せ」というお題について、トップに貼っている画像を1枚選びました。

これは阿智神社の能舞台なんですが、イメージとしては、「初心忘るべからず、身体性のある未来へ」というニュアンスです。

能や茶、武道などは、鎌倉時代から室町時代のあたりに身体技法が確立されたと言われており、今もなお引き継がれているわけですが、やっぱり今の状況のように、周りの環境が目まぐるしく変化していく時にこそ、目の前の些事に潰されず、自分の身体を通じて内観し、未来に向けて何をすべきかを今一度じっくり考えるチャンスじゃないか、と思っています。

コロナで思うように活動ができず、もやもやしてたりしんどかったりする人もたくさんいると思うのですが、今のところは上手く付き合っていくしかないのかなあ、ということで、少し話はそれますけど、節分の「鬼は外」も、一説によると室町時代に疫病を追い出すために生まれたそうで。

それがワクチンなのか、治療薬なのか、はたまたテクノロジーでの遺伝子ハックなのか、答えが出るのはもうちょっと先でしょう。

その時に備えて、「よーいドン!」で走れるように、今のうちからぼちぼちできることを1つずつ積み重ねていけたらと思っています。

・家でも出来る新しい趣味を始めてみる。
・近くで行ったことない場所に行ってみる。
・デジタル空間で自分のアバターをつくってみる。
・海外の人とオンラインで交流してみる。
など

誰かに文句を言ってもしょうがないので、同じものを見るなら前向きに、同じことをするなら面白がって、自分がわくわくどきどきできるように自分をコントロールしてみる。

つまり何が言いたいかというと、ウィズコロナに適した自分なりの身体性を手に入れることがとても大事で、令和版の「鬼は外」は自分の内側から生まれるものだと思っています。

そうした中で、アナログ/デジタル問わず、「これだ!」と自分の身体にしっくりくるものが、みんなそれぞれ見つかるといいですね。

ではでは。

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