山本 将徳

ナナメ上の社会にアップデートしていこう

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「積読(つんどく)」の効果を考えてみよう、という話

積読(つんどく)とはアマゾンでポチってたら、いつの間にか積読が365冊ほどたまってしまったので、1日1冊読んでも1年かかることが発覚しました。 やばたにえん。つらたにえん。って今も使われてるんでしょうか。 ざっと見たところ、割合はこんな感じ。 ・社会系(社会・政治・経済・まちづくり):20% ・企業系(経営・会計・マーケ・法律・お金)20% ・文学系(歴史・小説・エッセイ・詩)20% ・未来系(宇宙・AI・エネルギー)10% ・その他(働き方・語学・自伝・eスポーツなど)

    • 文明の進歩が無為自然な生き方を生み出す、という話。

      大雨の状況が気になって、防災ポータルをちょこちょこ見ています。 先程の地震も1~2分以内で内容を把握できますし、情報がきちんと届くというのは安心ですね。 50万年前、人類は火を使うことで内臓への負荷を軽減できたから脳が進化して文明を興すことができた、という説があるそうです。 現在は、コンピューターを使うようになり、ありとあらゆるものが自動化されて認知的/身体的負荷を下げることで、便利・快適な生活を実現できています。これはもっともっと進歩して面白い世の中になっていくはずです

      • 令和版の「鬼は外」は自分の内側から生まれる、という話。

        緊急事態宣言が延長され、時短要請もあって周りがざわざわしている今日この頃です。 前回の記事では書きそびれた「”言葉”を使わずに未来の兆しを示せ」というお題について、トップに貼っている画像を1枚選びました。 これは阿智神社の能舞台なんですが、イメージとしては、「初心忘るべからず、身体性のある未来へ」というニュアンスです。 能や茶、武道などは、鎌倉時代から室町時代のあたりに身体技法が確立されたと言われており、今もなお引き継がれているわけですが、やっぱり今の状況のように、周り

        • 「身体性のある未来」について考えてみた、という話

          2月中に「〇〇せずに未来の兆しを示せ」というお題をいただきました。(〇〇はまた後日気が向いたら書こうと思います) 「夢は具体的に!」「明確なビジョンを!」とかよく言われますが、ついつい頭でっかちに、何か糸口はないかとIPPONグランプリの動画を見て、結局けらけら笑うだけになってしまいます。 企画者の方とお話している際に、ふと出て来たのは「身体性」という言葉。 アナログよりもデジタル。対面よりもオンライン。電話よりもチャット。 本とYouTubeがあれば十分満足な性格です

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        「積読(つんどく)」の効果を考えてみよう、という話

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          まとめてくれたやーつ

          まとめてくれたやーつ

          2020年のフライング通知簿をつくってみた、という話。

          すっかり冬ですね。いやー、こたつから出られません。 さて、2020年もあと1ヶ月を切ったので、今日は2020年フライング振り返りをします。 今年の元旦に、noteを始めまして、最初の記事で、「noteなり何なりで具体的な物事についても考察しつつ、アウトプットの体系化を宿題にしたい」と書いていたので、自分で自分の通信簿をつくってみたいと思います。 「具体的な物事の考察」について今年新たに関わるようになったトピックスとして、コロナは外せないですが、他には (1)SDGs (

          2020年のフライング通知簿をつくってみた、という話。

          コロナで社会的に弱いところが浮き彫りになった、という話。

          今日のWEEKLY OCHIAI「"コロナ第2波"と日本の命題」の内容が面白かったので、メモメモ。 【メモ】 ■コロナの現状・対策について ・第1波の時に検査していたのは重症者中心、第2波では無症状を含めて検査対象を広げているので見ている範囲が違う。 ・第1波に比べて重症者数は少なくなっており、実行再生産数が1.23前後(東京都)で推移しているからといって油断はできない。 ・無作為抽出で調査をすると、無症状含めて2~300万人程度は感染者がいると推定できるのではないか。

          コロナで社会的に弱いところが浮き彫りになった、という話。

          「積読」は過去の自分からの贈り物、という話

          久しぶりに自分のnoteを開いてみたら、4ヶ月くらい前に書いた「積読(つんどく)の効果を考えてみよう、という話」だけ異常に読まれてて、なんてこった、びっくりぽんです。 コロナでみんなお家にいなきゃいけないから本でも読もうかと思ったんだけど、やっぱり読書よりYouTubeとかTikTokとか観ちゃうし、本積んじゃって詰んじゃった、という感じでしょうか。 なんで積読だけ?というのが不思議で面白かったので、「積読 note」でググってみました。 で、一番上に出て来たのがこちら

          「積読」は過去の自分からの贈り物、という話

          これからどんな当たり前が始まるのかワクワクしています、という話

          #Stay Home , #Play Apart Together でお届けしております。 緊急事態宣言が全国に拡大するとともに、もし大地震が重なったら…など考えると、「家にいること」「家にいられなくなること(というより、うちはぺちゃんこになりそう)」両方に備える必要がありそうです。 最近は、県内外問わずオンラインで人と会う時間が増えたので、逆に人づきあいが増えたような気もします。 仕事で関わるメンバーの、素敵なオフの一面が見えたり。 突然海外の知らない人から凸Sky

          これからどんな当たり前が始まるのかワクワクしています、という話

          コロナを通して身に付けるべき「生きる力」について考える、という話

          最近コロナについて考えない日は無い、というほど身近な感じになって来ていますね。 6人挟むと世界中の人とつながれるというのが本当なら感染のスピードも納得ですが、世界の半分の人が自宅待機を命じられているというのはやはり大変な事態だなあと感じています。 これまで当たり前のようにやっていた仕事や暮らしが自粛要請を受け、場合によっては家にすら帰れないという(発症しなくとも)多くの人の安心・安全が脅かされている今、この経験から身に付けるべき「生きる力」とはどういうものか、ちょっと考え

          コロナを通して身に付けるべき「生きる力」について考える、という話

          事実を知ろうとすることは前に進むこと、という話

          『Fukushima50』を観ました。 現実的には、思い出したくない方もたくさんいるのだと思いますが、一つの作品として、あの時に何が起こっていたのか、改めて見直したいと思いました。 『シン・ゴジラ』を想起させるシーンも多々ありましたが、原発事故に対して東電社員の皆さんによる決死の奮闘がドキュメンタリックに描かれています。 もし最悪の事態が起こっていたら。 もし自分が首相だったら。 もし自分が東電社員だったら。 もし自分が大熊町・双葉町に住んでいたら。 もし自分が廃炉担当

          事実を知ろうとすることは前に進むこと、という話

          10年前/今/10年後の自分が何を考えているか、という話

          どうやら最後の更新を見ると1ヶ月くらい寝てたみたいです。はよざいます。 寝ている間に、巷では大変なことになってますね。みなさまご自愛くださいませ。 さて、何を書こうかと考えていると、社会人になってちょうど今年は10年目になるな、と気づいたので、そのことについて書いてみます。 * * * 10年前の自分2011年に大学を卒業したての頃は、就職せず、漠然と「仕事づくり」「まちづくり」「社会的起業」「周りの人の夢を形にする」などに興味があり、やってみなはれの精神で、古民家

          10年前/今/10年後の自分が何を考えているか、という話

          僕たちは未来の準備をひたすらしている、という話

          2020年5週目/52週の振り返りです。残り331日。 * * * 先週のダイジェスト noteを始めて1ヶ月というベタな振り返りをしつつ、先週あったことを整理してみると、 ・今月オープンする拠点の準備 ・来月のイベントの準備 ・来春からの企業向け企画の準備 ・次の5年間のプロジェクトの準備 などなど、準備するものが大半であったことに気づきます。 じゃあ僕たちは人生で何の準備をしているのか。 * * * 僕たちは未来の準備をひたすらしている 段取り8割とか言われ

          僕たちは未来の準備をひたすらしている、という話

          『影響力の武器(ロバート・チャルディーニ)』情報過多の社会では効率的な「思考の近道」の落とし穴に嵌りやすい。「返報性」「希少性」といった心理学理論が「影響力」という切り口でまとめてある。漫画なのでイメージで捉えやすく、漢字が読めれば小学生でも理解できるくらい易しい本となっている。

          『影響力の武器(ロバート・チャルディーニ)』情報過多の社会では効率的な「思考の近道」の落とし穴に嵌りやすい。「返報性」「希少性」といった心理学理論が「影響力」という切り口でまとめてある。漫画なのでイメージで捉えやすく、漢字が読めれば小学生でも理解できるくらい易しい本となっている。

          自分にとって「いい文章」とは、まるでお守りのようなものだ、という話

          noteを始めて早1ヶ月になります。 これまで色んな方のnoteを読ませていただきましたが、みなさんとても丁寧で想いが詰まっており、読書好きとしては読み応えのあるものばかりで、noteをおかずにごはん3杯いけるほど大満足です。 が、そもそも「質や密度の高い文章」ってなんだ? と思ったので調べてみました。 密度の高い文章とは ここでは、密度の高い文章の代表的な例として、夏目漱石さん・三島由紀夫さんの2名が比較されています。 両方とも好きです。 しかし、どうやら単純に

          自分にとって「いい文章」とは、まるでお守りのようなものだ、という話

          結局僕は、ただ未来をもっと早く見たいだけだった、という話

          2020年4週目/52週の振り返りです。残り340日。 先週のダイジェスト(キーワード)このまえ「初心忘るべからず」をついつい忘れちゃうよね、と書いてから、1週間はそれを念頭に置きながら、出来事や誰かとおしゃべりしたことなどをメモして振り返ってみると、「結局僕は、ただ未来をもっと早く見たいだけだった」ということに気づいたので、詳しく書いていこうと思います。 キーワードを書き出してみると、こんな感じ。 ・「今日は朝まで」というマジックワード ・ずっと真夜中でいいのに。 ・

          結局僕は、ただ未来をもっと早く見たいだけだった、という話