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民間救急の利用を

今朝のテレビ番組めざまし8で

「サイレンを鳴らさないで」なぜ要請急増!!

弊社管内でも同じような声を聞きます。

そもそも論として、サイレンを鳴らさいとなると緊急性は無い判断になります。

緊急走行は出来ません。

要請者の近くは鳴らさないで、でも病院への搬送はサイレン連呼で急いで。

あまりにも、身勝手な考え方です。

法律上の問題もありますが、救急車の運用ではサイレンを鳴らさない緊急走行は出来ません。

救急車を要請するメリット

※重傷者の方についてはこの議論からは除外します。

多くの方の本音は・・・

・無料で医療機関に連れて行ってもらえる。

・優先的に診察してくれる。

・税金払っているのだから利用して何が悪い。

以前、このようなことを平気で口にする方がいました。

さて、救急車同等の装備を持つ『民間救急車』があります。

ご要望に基づいて、

・サイレンは鳴らしません(鳴らせません)

・基本的な資機材は装備しています

ただし、

・有料での走行です。(一般タクシーより割高です)

・収容先についても、ご自身でお願いすることになります。

・道路交通法に基づいての走行となります。

救急車を要請する意味をしっかりと考えていただき、以前から議論されている救急車の有料化の方向になる前に、民間救急車を利用していただきたいと思います。

そして、各医療機関並びに自治体にとっても民間救急車の利用推進をお願いしたいと思います。



緊急走行への理解を求める市民啓発動画「No Siren, No Ambulance.~サイレンは命のために鳴らしています~」を公開 / 熊本市ホームページ (city.kumamoto.jp)