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私が母なら「子どもを産んで1カ月」なのでしょうが、
生まれて1週間して初対面。
10月8日に実家から家に戻ってきた。
ピチカート・ファイブ風に言えば、
「ほ、ほ、頬擦りしたくな〜るでしょ」ってくらいかわいい。

「泣く」から見えてくること

子ども(生後1カ月)は泣く、飲む、寝るで生きているように見える。
「泣く」と言っても、いろんな種類がある。
・お腹すいた〜!!
・ウンチが出て気持ち悪い〜!!
・お腹がグルグルして寝られへん〜!!
・眠いのに、寝たいのに、なんで寝られへんねん〜!!
・特になんでもない。(自分でもなんで泣いてたのかわからへん)
と色々あることがわかってくる。
でも、最初から見分けられるようになったわけではない。

「泣き止ませる」「寝かしつける」の罠

子どもの泣き顔もさまざま。
顔を真っ赤にして、苦しそうな顔、辛そうな顔、悲しそうな顔。
こんな顔を見ていると、なんとかして泣き止ませようとしてしまう。
やめてみた。
きっと、何らかの理由で泣きたいこともある。
無理に泣き止ませようとはしない。
一緒に泣いてみた。どうやって「おぎゃ〜!!」と子どもしか発しない
あの泣き声を発しているかに興味が湧いた。
やってみると案外難しい。
真似をしていたけど、だんだん呼吸があってくる。
子どもの気持ちがわかるところまではいってないが、
こうやって泣いてるだな〜とか、
このトーンの声ってこうやって出してるやな〜とわかることがある。

対話することが楽しくなる


泣き止ませなきゃいけない(大人のエゴ)を捨てたら、
よーく見るようになった。
よーく見るようになったら、会話したくなった。
あ、生まれて1カ月しか経ってないけど、人間なんだよね。
だったら、対話しなきゃ、無視してることになっちゃう。
何か(声なのか何かわからないけど、音)を発すれば、
同じような音で答えてみる。
徐々に声の種類が増えてくる。回数もバリエーションも。

私の子どもと過ごす時間

母親に比べると父親は一緒に過ごす時間が少ない。
だから最初は「怖い」のイメージがある。
母親も最初はきっとそうだったと思う。
長い時間を一緒にしていると「怖い」はだんだん消えていく。


父親が子育てを一緒にしないという声をよく聞く。
1番初め、自分の子どもを抱く時に感じたことは、
女性からの「男性のあなたにできるの?あ〜抱きかた下手ね〜」
どうせ、できませんよね?という圧力。
この圧力に反発したくなる。だったらやりません!!ってね。
一緒にいる時間が少ないからこそ、一緒にいる時は抱いているようにした。
まだ座っていない首も、抱く体制も色々試行錯誤できる。
こんなのでもいいんだとか、あれ気持ち良さそうな顔してる。
私にもできることあるんちゃう?と思い始めた。

何でもない夜泣き

「夜泣き」が大変で・・・よく教えてもらった。
夜10時〜12時くらいは、ギャンギャン泣いてくれる。
全力で泣いて、少し寝て、抱いている私もいつの間にか寝ている。
でも、この「泣き」はどんな感情もない。いや、わからない。
追求しても仕方ない。夜が来たから、泣くのだ。これでいいのだ。
泣き止まそうともあえてしない。心地よい環境を作ってあげたいだけ。
泣き疲れたらきっと寝る。そして、私も寝る。
夜中の授乳は私にはできない。母親に任せるしかない。
それ以外はできることがある。

日々の変化がたまらない

お風呂上がりに体を拭くと嫌がっていたけど、嫌がらなくなった。
綿棒で鼻くそとるのも嫌がらなくなった。
発する声(音)が増えた。
ずっと左を向いて寝てたのが、今日は右を向いている。
何でもないことが、私にとっては新しい。

子育てなんてリキまなくてもいいのかも

イクメンだとかリキむ必要はない。
一緒に生きていくだけ。妻もそうだといいなと思いつつ。

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