2006(平成18)年に佐伯町と合併してシン・和気町が誕生した。
合併時も佐伯町側ではゴダゴダしたようだ。

人口は約1万3千人
矢掛町や美崎町も、約1万3千人のまち。
小学校は3校、中学校は2校。
高校は、和気閑谷学校が1校。

産業としては、徳永こいのぼり。

移住の取り組み
空家バンクの情報もそこそこある。

公営塾って何??

こうやってみると、クセの強い町に見えてきた。

3人が出馬

現職 草加義信 77歳

フェイスブックで政策を公表していました。

未来を創る1「ドローン事業」
例えば、消防団にお世話になることが多い、行方不明者の捜索。

未来を創る2「子育て支援」
子育て支援センターと、子ども広場を整備。

未来を創る3「バイオマス発電の誘致」
未利用資源である町内の森林資源を燃料とする。
(総面積の約76%が山林)

まちを守る1「防災都市公園構想について」
現在は延期中。
和気ドームは食料備蓄拠点に指定。
災害時にはがれきの集積場所・自衛隊の活動拠点・ヘリポート・仮設住宅

まちを守る2「財政について」
経常収支比率は95.5%(平成30年度)→87.2%(令和2年度)
実質公債費比率は12.8%(平成30年度)→9.9%(令和2年度)
と改善した。

まちを守る3「和気町の防災」
河川整備。吉井川の堤防未整備区間の解消。
吉井川・金剛川の土砂撤去(浚渫)

https://www.facebook.com/profile.php?id=100076299660004

新人1人目 太田けいすけ (63歳)

2019年和気町議員に初当選。
キャッチフレーズの「和気が動く!人にやさしい町づくり」
はこの時から変わっていません。

今回の政策やメッセージはフェイスブックから探せませんでした。
前回の選挙では、
1 防災公園(20億くらい?)と作る必要があるのでしょうか?
2 メガソーラー環境破壊になっていませんか?
3 食物自給率を上げる方策が必要。
4 幼保一体型の「にこにこ園」の検討
5 高校まで無償化
6 公営住宅の整備
などを挙げていました。

新人2人目 えんどう守 (63歳)

元中学校教諭の初出馬。

1 未就学児を育てる家庭に専門職員を派遣する家庭教育支援
2 図書館と学校図書室の蔵書充実

まとめ(?)

2018年の町長選挙では、現職の草加さんが3800票、相手が2700票で当選。
三つ巴になると現職有利になることが多い。
投票率は56%(前々回は62%)と御多分に洩れず下がっている。

現職に対する新人の太田さんは同町議員でもあるので、政策も安定的。
町長との対立軸はあるものの、突飛な意見はない。

人口減少を含む諸問題を堅実なやり方で果たして乗り越えられるのか?と疑問視されるかもしれない。

中学校教諭だったえんどうさんは、教育一本。
主張は面白い。教育の充実が転入者の増加につながるは飛躍しているようにも見えるが、それくらい抜本的な教育改革が行えるなら楽しみだ。



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