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「図書館には人がいないほうがいい」

「図書館には人が多いほうがいい」と思ってませんか?
岡山県立図書館は、2004(平成16)年に開館。
そこから2019年の1年を除いて2021年までずっと、
「来館者数」と「個人貸出冊数」が日本一。
つまり、人でいっぱい。

だから、「図書館には人が多いほういい」と思いがち。
内田樹は、違う。
なぜだろう?

本は書店(アマゾン)で買えば良い。
本は買って読めばいい。
どうして、図書館が必要なのだろう?
図書館がある意味は?
本は、買って読む存在としてだけ存在しているのだろうか?

本の話だけにとどまらない。
文化資本にこそ、世界を変えるチャンスがある。

この本は、本とか図書館に興味がある人だけが読むべき本ではない。
内田樹さんを好きな人だけが読むべき本でもない。

「本」という存在が社会に及ぼす力は、想像以上。
図書館がもっと重要に、良い図書館が欲しくなる。


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