見出し画像

赤い傘でよかった。

前回のノートを書いてから、約1週間が経った。

日々を記録して、忘れないように生きようと思い、現在なるべくカメラを持ち歩き、メモを撮るようにしている。

すると、私は毎日を結構刺激的に、面白く生きているらしいことが分かった。

深夜、24時近くに家族でファミレスに行ってパフェをたべたり

友達と皇居までドライブして(ちなみにどうして皇居なのかは私もわからない)そのまま温泉に行ってみたり。

大学の教授がオススメしてくれていたフランス料理店にも、やっと行くことが出来た。
店員さんはフレンドリーで、料理はリーズナブルなのにとってもとっても美味しかった。これはまたもう1回行かなければならない。

今日の東京は、槍のように雨が降っている。
明るい色の傘を買っておいて良かった、と思った。
靴下もズボンも雨でぐっしょりだが、この赤い傘のおかげで無闇に不機嫌にならずにすんでいる。むしろ大学の木々とコントラストをなしていて可愛い。嬉しい。
本当に幸いだったのは、私が傘の色ひとつでご機嫌になれることかもしれない。

びっくりするほど関係ないが、やっと人気が下火になってきたMBTIについて、少し考えたことがある。
まず、なぜあんなにも人気を得たのだろうかということだ。若い人を中心にして流行したが、それはSNS発信だから、というだけではない気がする。
おそらくだが、みんな他者の言葉によって「自分はこういう人間なんだ」と定義されたいのだと思う。
人間は、きっと若い人は特に、「自分はいったいどんな人間で、何ができるのか、どこへ進めばいいのか」という不安がある。
しかし、他人にそれを聞いてしまうのはなんとなく恥ずかしかったり、怖かったりするだろう。
ただ自分で1から自分を見つめ直すとなると、客観視が難しい。どうしたらいいかわからないはずだ。

そこで自分で選択肢を選んで診断をすることで、誰にも頼ることなく、他人の言葉で定義された、客観的な自分を手に入れることが出来るのだ。

ちなみにサイトを使った自己診断の結果、私はENTP(討論者)ということになっている。悪魔の代弁者らしい。怖い。
ただ友人に代わりにやってもらったところ、ENFJ(主人公)の私が誕生した。
どうやら私は思っているより優しく、感情が豊かに、そして計画性とリーダーシップを持ち合わせているように見られているようである。好都合すぎる。
主人公という名前もなんだかかっこいいので、これから人に聞かれた時は主人公だよと答えることにする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?