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実はほとんどの人が「プロジェクトマネージャー」である #

あとがき

本シリーズを通じて、私たちは日常の多様な活動をプロジェクトマネジメントのスキルとして捉え直し、それがどのように私たちの生活全般に役立つかを考察してきました。日常生活を効率的に管理する技術から、ストレスの管理、そして自己の価値を伝えるパーソナルブランディングに至るまで、各部で取り上げたプロジェクトマネジメントの視点やスキルは、私たちがより充実した生活を送るための基盤を築くヒントを提供する可能性があると、私は考えます。

一連の記事を作成する切欠となったのは、私が日々の職務において、自身によるプロジェクトマネジメントの実施や、プロジェクトマネージャーの育成の役割を担っていることに伴う実体験です。私自身がプロジェクトマネジメントのスキルを磨くために、また、メンバーがプロジェクトマネージャーの役割の理解を深めるために採用できた捉え方が、日常生活への置き換えであったのです。気がつけば「たとえば、普段の生活では」という表現を使って考慮したり、伝える機会が増えていました。

その結果として生まれた発想が、『実はほとんどの人が「プロジェクトマネージャー」である』であったのです。◯

この度は、その発想をもとに、もしかすると「プロジェクトマネージャーの仕事とは関わりのない」皆さんにも、有用な視点を持って頂く切欠を提供できる可能性があるのではと考え、本シリーズの作成に着手しました。この取り組みは、先ず私が、考えや価値観を整理するのに有益でした。
同時に、基本的な要素として、私自身の物を書くことの志が至らないために、振り返るにも読みづらい構成や、伝わりづらい表現が随所にあるような仕上がりとしてしまったことを、お詫びします。

私たちの日常の経験は(その当たり前のように過ぎていくために)見過ごされがちですが、それぞれが独自の価値や潜在能力を秘めています。一連の記事が示したように、日常的な活動の中で培ったスキルや経験は、意識的に活用することで、個人の成長だけではなく、周囲との関係性や社会全体に対しても前向きな影響を与える可能性を持っています。

私たちは、自分自身や人生をプロジェクトと捉え、それを管理、改善していくことで、より充実した人生を送ることができます。最終章に配したパーソナルブランディングもその一環であり、自分自身の価値を理解し、それを社会に向けて正しく伝えることで、私たちは個々の存在感を高め、自己実現につなげることができます。

このあとがきをもって、『実はほとんどの人が「プロジェクトマネージャー」である』との記事によるご提案は終わりを迎えますが、各章で考慮できた内容が、皆さんの人生の豊かさや、意味を考えて頂くきっかけになれば幸いです。

温かく見守ってくださった皆さんに、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!


// 私の本記事の作成プロジェクトは、当初計画に際しては、最後かけ足になりましたが、
個人目標とした、5/20の完了を達成しました。❀

in conclusion

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