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我が家の蜜蜂さん

春爛漫な時期を迎え、我が家に蜜蜂さんがやってきた。

なんてことはない。
ムスコ用に転倒防止リュック(蜜蜂さんリュック)を購入しただけ。

話は変わって、昔からマイペースな私。

マイペース・・・とは、
「自分の自由な進度で仕事などを行うこと」by 広辞苑


周りからいろいろな助言をいただく時も、いただかない時も、それを踏まえた上でじぶんでこうした方が良いかもと思う時は、急ぐし、慌てずゆっくり構えることもあるし、もちろん周りのスピードに合わせることもある。人からすると助言を聞いているのか聞いていないのか分からないけれど、「あ、動いている。動き出した。」という印象なのだと思うところは大いに反省すべきであり、しかしどうにも崩れないマイペースっぷりが存在する。

その気質、ムスコもきちんと受け継いでしまったような。。。
これはこれで母として少し心配。じぶんのことを棚に上げて?な発言であるけど。

予定日よりも早く産まれてきたムスコ。この時点でマイペースだと思っている。
早産児ということで先生や看護師さんからたくさん愛情を注いでいただいて、少し長めだった入院生活も十分すぎるほど快適に過ごし、お陰様ですくすく成長した。退院してからもミルク量はどんどん増え、離乳食も幸いアレルギー反応なく何でも食べて、体重も身長も順調に増えている。

が、運動系の発達がマイペースすぎる(汗)
「執着しない性格」「穏やかな子」といえば聞こえが良さそう。でも、なんとか手を伸ばして、おもちゃに触りたい!そこに転がっているものは何!?それに触りたい!みたいな欲求があるのか無いのか寝返り、はいはいもせず、お座りだけは早くから安定。。。与えられることに慣れてしまっては困ると、何でもかんでも目の前に用意はしない、動きの型を見せてみたり、サポートして身体を動かしてみたり、あれこれ試しながらどんどん月齢が進んでいく。

立たない子はいない、歩かない子はいない。
そう、そのうち出来るようになるから。と主治医の先生や助産師さん、先輩ママさんから仰っていただいても、じぶん自身がどうやってできたのか、私の親ですら記憶にないくらいなので、目の前の我が子が動かないというのはなんとも焦る。焦ったところで仕様がないのもわかっている。でも・・・と往生際の悪い私。

悶々としながら、コロコロ転がっているムスコはやはり可愛いので、「手も脚もきっとうまく使えるようになるから、きみのペースで良いよ」と話かけること数ヶ月。新型コロナの脅威に不安を感じ、いろいろ自粛生活が続く中、急に動き出したムスコ。

手の力がついてうつ伏せを嫌がらなくなったと思ったら、後退りで意外にどこへでも行く。そして、その場でぐるぐる何回転もする。これがブレイクダンスのように器用に回るので見ていて面白い。さらに、「お座りの姿勢はどうするの?手を手前について、お尻を床にストンっ。」と言うと、それ通りに動き、お座りを習得。(信じられないけれど未だ寝返りをしないので、寝ている状態からこの子はどうやって動くのだろう・・・という一抹の不安は残っている)

後退り→お座りの姿勢で移動できているので、彼なりに見える世界が広がり楽しそうにしているのは、こちらとしても嬉しい。ただ。移動した先でロックオンしたものに手を伸ばし、ひっぱり、転がし、倒しをし始めたのにはびっくり。

展開が早すぎませんか、ムスコさん。
何回か後ろ向きの転倒を繰り返しているものの、この蜜蜂さんに助けられ、頭を打つことはない。なんて優れもの!

これからもうしばらくお世話になります。宜しくね。


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