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2021年1月2日、「吉田ユニ展のちらし」
「吉田ユニ」のすごいファンか、と言われると、きっと「すごいファン」に比べればそうでもないが、大好きなセカオワのポスターなどに混じって、吉田ユニの個展「Dinalog」のちらしを壁にずっと飾っている。1年くらいだ。
「吉田ユニ」は、今をときめくアートディレクターである。
広告のデザインや、アーティストのジャケ写などで、よくお目にかかると思う。
ちらしの「Dinalog」とは、2019年に行われた吉田ユニの個展で、その頃私はちょうど、卒論を書いていた。卒論のテーマの関係で星野源について調べていて、ジャケ写なども多く担当している吉田ユニの個展に行ったら、何かヒントがあるかも、と思ったわけである。
ラフォーレ原宿の最上階、たしか、最初に見た作品がこのちらしの作品だった。
ポップな色使いと、ちょうどいい「違和感」。ずっと見ていたくて、会場を何周もした。
昨年、吉田ユニとユニクロのUTがコラボした。
これはもう即買いだ!と思い、手に取ったのだが、なんとなく違和感があった。
「私は吉田ユニの作品を着たいのか・・・?見ていたいのか・・・?」
自問自答したとき、自分の部屋に貼ってあるちらしを思い出した。出入り口、目の付くところに貼っているあのちらし。
私は、吉田ユニの作品を「見たい」から、飾っている。Tシャツはもったいなくて着れなそうで、そうなるとTシャツが機能を果たせなくてかわいそうだ。(当時Tシャツが多すぎて断捨離した経緯もあるが…)
吉田ユニの作品はそこにあるだけで価値があるのだ……!
個展の時はお金がなくて作品集を買えなかったが、いつか手に入れたい。このちらしは、私の「憧れ」そのものだ。
2021.1.2
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