資格は武器になる？

今日もお疲れさま。

キャリアカウンセラーのおかちんです。

そろそろ新たな学びをはじめたいな～と思って数ヶ月。本気でやらないとこのまま今年が終わりそうです(笑)

来月には重い腰をあげてみようかな……まだ及び腰ですが。

『資格は武器になる』

私自身がたくさんの資格にチャレンジしてきたので、この言葉は自信を持って「YES!」と言えます。

でも『武器になる』とはどんなことを指しているんでしょうね？

何も持たずに裸一貫で戦うこともあります。

一方で知識や理論で武装して、負けないように立ち向かうこともあります。

そして、資格という武器を持って挑むこともあります。

でも、手にしたモノが、次の瞬間から武器として使えるのでしょうか？

『資格を持っているだけ』で、それが『武器になるとは言い切れない』と思うんですよね。

『武器』とは、敵により大きなダメージを与え、戦いを有利に進めるための道具です。

でも、“道具を持つだけで強くなれる”ということはあり得ません。手にした道具を“どう使いこなすか”が重要になります。

つまり、手にした道具を『武器』と呼べるほど使いこなせるレベルまで鍛錬するわけです。

資格とは『有する者だけに与えられる行為の許可・認定にかかる権利』です。あくまで権利です。

運転免許も、持っているだけではペーパードライバー。プロドライバーの運転技術とは雲泥の差があります。でも同じ有資格者ですから、例えばゴールド（優良運転者）として同様に扱ってもらえます。

『資格は武器になる』

この言葉は必ずしも正しいとは言い切れないですよね。

『資格はスタートライン。鍛錬して武器と呼べるレベルまで仕立てていく』

それくらいの気持ちでいる方が、資格取得後の展望も広がると思います。

どこでどうやって鍛錬するか、熟練度を図るにはどうするか、武器として使える場面にはどんなものがあるのか、など課題がより具体的に見えてきます。

そしてもう一つ。

『何のために資格を取るのか』

その目的だけは明確にしておくとよいですね。

ぶれない限り、合格までの、そして合格後のモチベーションにつながりますから。

みなさんは、いまどんな資格にチャレンジしたいですか？

自分も相手も大切に@おかちん