【ポッドキャスト】#27「息子の字の汚さから僕が学んだこと」
今回は我が家の長男に関するお話です。
ついつい「勉強しろー!」とか「早くやっちゃえー!」って言っちゃうのですが、もう少し別の視点で伝えることってあるだろうなと気づいたお話です。
我が家の長男はあまり文字がきれいではない
宿題のチェックや丸付けをしてるけど、毎回字が汚い
物によっては読めないレベル
「キレイに書こう」ということは日頃よく言ってた
けど、なかなか変化が見られなかった
そろそろなんとかしたほうが良いかもと思った
テストの時、手続き的な事をするときなど、本人にとって不利益を被るのでは?
二人で検証してみた
「手本を見てもいいから丁寧に書いてみて」といくつかの漢字を書いてもらった
キレイに書ける漢字(A)と書けない漢字(B)があった
「キレイに書けない」という単一の事象かと思ってたけど2つの事象に分かれた
キレイに書けない漢字(B)は、そもそも対象の文字の作りや形などを捉えられていなかった
どうやって字の形を捉えると良いかアドバイスした(経過観察していくことに)
書こうと思えばキレイに書けるけど書かなかったもの(A)について、更に深堀りしてみた
本人の主張としては早く終わらせたいというのが理由だった
他の事(遊ぶ、おやつ、テレビなど)を優先している
時間がない(ご飯の時間になる、早くしなさいと急かされる)
ここでポイントになるのは「目的」と「優先度」
書き取りの練習は字(形、書き順、読みなど)を覚えること
正しく覚えなければ使えない(書けない)
つまり、情報伝達等のコミュニケーションに使うために書けるようになることが目的
漢字はツールであり、手段のための道具。書き取りはそのための訓練であり、これもまた手段
長男は覚えるというより、埋めるために書いていた
覚えるよりも埋める(終わらせる)事が目的になっていたと思われる
漢字を正しく覚える事の目的よりも目下にある他の事(自分のやりたいこと)の方が優先度が高かった
気づき:字が汚い(人が読めない)ことによる影響がまだ分からないのかもしれない。例えば…
他の人から笑われる(恥ずかしい思いをする)
あっているはずの回答を間違いとされる
コミュニケーションで失敗する(上手く伝わらなかった)
やりなさい、書きなさい、というよりもどういう影響が起こるのか体験させると良いのかも
それによってきれいに書くということの意味が分かるのかな?と思ってみたり
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