劣化を抑えつつ動画を元のサイズより拡大
Premiere Proで映像のスケールを調整する際は、元のサイズを超えて拡大すると画質が劣化してしまいます。
そのため、基本的にスケールは100.0を超えないようにします。
しかし、アニメーションや諸々の事情から拡大せざるを得ない場合もあります。
そのような時には、ScaleUpというプラグインを使用して、画質の劣化を最小限に抑えつつ映像を拡大するのも方法の1つです。
というのも、このScaleUpを使用すると、AIテクノロジーによって映像を最大10倍にまで拡大することが可能となります。
ちなみに、ScaleUpは、Premiere ProやAfter Effects上で使用することが可能です。
ScaleUpを使用する手順(Premiere Pro)
「エフェクト」パネルを開く。
「ビデオエフェクト」内にある「Vimager」の中に「ScaleUp」がある。
「ScaleUp」を適用したいクリップにドラッグ&ドロップする。
ScaleUpのプロパティ
Anchor Point
拡大する際の起点となるポイントを変更できる。
Output Size
横幅、もしくは縦幅の定められたテンプレートが用意されている。
Scale
拡大率を変更できる。
Denoise
ノイズ除去。
Sharpen
拡大によってぼやけた映像をシャープにできる。
Type
拡大処理を行う際のアルゴリズムを、タイプ別で変更できる。
ScaleUpは有料プラグインですが、デモ版を試すこともできます。
デモ版だと透かしが入りますが、機能を確認することは可能です。
興味のある方は、試してみることをお勧めします。
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