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【みんなは知ってる⁇SDGsとは~後編~】

こんにちは🙋‍♂️okasiです‼︎
本日はSDGs後編です‼︎今回はSDGs9~17の目標内容についてと、私たちの生活についてどんな関係があるのかを2つ解説していきます。


・おさらい

SDGsってなに?
これはもうわかりますよね!そう!
2015~2030年にかけて国連加盟国が掲げた
17の"継続可能な開発目標"のことです!
それではどんな目標だったのかざっくり下に写真を貼っておきますのでご確認ください

こんな感じの17項目です‼︎

詳しくはこの前回の記事を見てください🙏


それでは早速項目9~12を見ていきましょう🤔

・SDGsの9~12について

9.産業と技術革新の基盤を作ろう

簡単に言うと、道路、電気、水道、インターネットを全ての人が使えるように整備しようという目標です。
また、自然災害などがあってもすぐに復旧できるような形にするという目標でもあるので、自然災害の多い日本にとってもかなり重要になってくると思います。

10.人や国の不平等をなくそう

現状で、世界のお金持ちTOP8人は、世界の貧しい人36億人と資産額が同じとされています。
豊かな家庭の子どもに比べて、貧しい家庭の子どもの死亡率は約3倍高い傾向にあります。
また、農村部の女性は都市部の女性よりも出産時死亡率が約3倍高い傾向にあります。

このような現状から人や国の不平等を何とかしようという目標です。


11.住み続けられるまちづくりを

・災害が起きてもすぐ復旧する街。
・弱い立場(子ども、高齢者、障がい者など)の人に配慮のある街。
・スラム化しない街。

これら3つの街を作ろうという目標です。


12.つくる責任 つかう責任

世界の人が今の日本と同じような生活をするためには地球2.8個分の自然資源が必要となります。皆さんご存知でしたか?🤔僕は知りませんでした😱
現在世界人口約78億人いますが、2050年にはなんと約97億人に達するというデータがあります。
これを受けて、
・資源の無駄遣いを減らす。
・ゴミを減らす
・食品ロスを減らす
・大気汚染を止める

といったこれら4つを目指す目標です。


・SDGs13~17について


・13.気候変動に具体的な対策を

地球温暖化が原因とされている自然災害が世界中で増えているのはご存知でしょうか?
また、温室効果ガスの排出量は1990年と比較して50%以上も増加しています。
これを受けて日本では、各企業では
・太陽光発電、クリーンエネルギーを積極的使う
・LED照明に切り換える取り組み
・太陽光発電所に的確なメンテナンス

など、さまざまな取り組みがされています。
つまり、気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取るといった目標です。

14.海の豊かさを守ろう

海洋の酸性化が現時点で26%、2100年には100~150%という驚異的な数字になると発表されています。これの何が危険かというと、サンゴが死んでしまい、そのサンゴを住処にしていたさまざまな生物が死んでしまい、巡り巡って多くの海洋生物が命の危険にさらされてしまうということです。
また、毎年少なくとも800万トン以上ものプラスチックが流出しているため、2050年にはプラスチックの量が魚の数を上回ると言われています。
これを受けて
・サンゴ礁壊滅の危機を食い止める
・海洋資源の持続可能な利用でいまだ貧しい島国の経済的利益を増大させる
・プラスチックごみの廃棄や漁業の乱獲による海洋資源や生物の減少を食い止める

といった取り組みが行われています。
つまり、接続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用することが目標です。

・15.陸の豊かさも守ろう


世界では、ハイペースで生物多様性(地球上に生きている全ての生き物、植物が海・川・森といった自然の中で関わり合いながら生きていること)が損失しています。

毎年約1300万ヘクタールの森林が失われていて、175万種類の生物のうち約2万6000種類の野生生物が絶滅の危機にさらされている。
これに対し、世界は、
・森林を管理して砂漠化を阻止する。
・陸の生態系を保護し再生、守り続ける。
・土地環境悪化をストップさせ、再生し、生物多様性を守る。

といった行動をとっています。
つまり、陸の命を守り、再生していくための目標です。

・16.平和と公正を全ての人に


世界では、約5億3500万人(約4人に1人)の子どもが、災害や紛争、不安定な情勢など、緊急事態下の国や地域で暮らしています。
また、武力紛争の影響を受けている国や地域で暮らしている子どもは約2億4600万人います。
つまり、持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、 すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレ ベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築するという目標です。

・17.パートナーシップで目標を達成しよう

世界規模のSDGsを達成するには、世界規模のパートナーシップが必要不可欠です。
つまり、持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化するという目標です。


ここまで前編後編合わせてSDGs1~17についてひとつずつ解説してきましたが、「僕たち、私たちになんの関係があるの⁇」「SDGsの内容はわかったけど、どう行動したらいいの?」という方には是非次を見て欲しいです🙏

・私たちの生活にどんな関係があるの?

1.より良い人生の指針になる。

193カ国のトップや代表者が議論に議論を重ね作り上げた"これからの地球・人間社会"を考えるうえでの1つの結論つまり"人間の知恵の結晶"と言ってもいいのではないでしょうか!
この17の目標には"人の幸せ"を考えるうえで重要なことがたくさん詰まっています。

例えば、
・貧困は敵→お金がないと生活はなりたたない
・飢餓も敵→食べることは生きることで幸せなこと
・健康が大切→長生きするためには健康が1番
・教育も大切→知識があれば生存率も上がります
・ジェンダー平等・国家内の平等
・公正と平和

などを参考に、もしみなさんが「今の生活イマイチだなぁ…」と感じていたら17の目標に関連したところで、生活を改善してみたり、仕事の方向性を変えたり、ビジネスのアイディアを模索したりしてみてください!


2.資産運用に役立つ

資産運用のトレンドは社会に優しい会社に投資をすること。つまり社会に優しい会社とは、SDGsに取り組んでいる会社のことです。

このような、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)に配慮した企業への投資をESG投資というのですが、投資金額は年々増え続けている傾向にあります。また、日本の年金を運用しているGPIFの組織もSDGsに取り組む企業に投資してリターンを獲得すると言っていて、実際に下図も公開しています。

主なESGに配慮した会社とは
・フードロスの解消
・女性を積極的に幹部登用
・クリーンエネルギーの活用
・エコ製品の開発
などを行なっている会社のことです。

また、日本のプロの機関投資家のESG投資の運用額は約330兆円にもなります!
今後の資産運用の中でもSDGsとは1つの大きなキーワードになっていくと思います。

おわりに

貴重なお時間の中読んでくださり心より感謝です🙇‍♂️
内容が参考になった!と思いましたらスキ(右下のハートマーク)も押してくれると大変嬉しいです!
ではまた!

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