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*虐待サバイバー・虐待経験者の職場環境と就業状況に関するアンケート調査

こんにちは!「虐待が起きない社会の実現。」というパーパスを掲げる株式会社RASHISA代表の岡本と申します。

このたび、私たちは「虐待経験者の職場環境と就業状況に関するアンケート調査」を行うことになりました。このアンケートを通して、私達が接点を持てきれていない虐待サバイバーの実情に目を向け、事業に反映をしていきたいと考えています。

こちらがアンケートです。

この記事では、アンケート概要だけでは伝えきれない、私自身の強い思いや、私たちが目指す未来像についても触れさせていただきました。皆様の中に、私たちの想いに少しでも共感していただける方がいらっしゃれば、この記事やアンケートリンクの拡散にご協力いただけると大変嬉しく思います。

多くの人が「自分の周りには虐待経験者はいない」と思いがちですが、実際には多くの人が虐待の後遺症に苦しみながらも、それを公にしていません。このような現状を鑑み、この記事をご覧になった方が記事を共有してくださるだけで、必要な方に情報が届き、より良い社会に一歩近づくと信じています。

*虐待サバイバー:幼少期に親からの虐待を受けて育った人のこと。


何をやっているのか

まずは私のことを知らない方に向けて軽く、弊社の紹介をさせていただきます。
弊社は2020年から虐待サバイバーの方の就労課題に向き合ってきました。

現在は虐待サバイバーが持つ「繊細さ」という特性を「強み」として捉え、インサイドセールス代行と言われる広義の意味での営業代行事業を行っています。下記がサービスページです。

従業員数は10名ほどでそのうちの半分ほどが虐待サバイバーの方々です。
特徴の1つが虐待サバイバーの特性や取るべき社内施策をまとめた「虐待サバイバー向け合理的配慮ハンドブック」というものを自社で制作・社内活用をしていることです。

こちらから無料でダウンロードできます!

また、虐待サバイバーの方が働きやすくなる社内施策も様々実践しており、これらの工程をまとめたのが下記となります。

弊社サービス資料より

何を目指すのか

おかげさまで、従業員、お客様、そして私たちを支援してくださる全ての関係者の方々の支えにより、当社の事業は着実に成長してまいりました。
事業開始から5年目となる2024年。私たちは新たな一歩を踏み出す時期が来たと考えております。

年初から、これまでに社内で蓄積してきたノウハウを、サービス化し、社外に向けて販売していくことを目標としています。これは、「虐待の後遺症に配慮された社会」を作るための重要なステップであり、明るい未来を目指した貴重な一歩です。

虐待サバイバーはどこの会社にもいる。
そのような考えのもと、私達は研修やクラウドサービスを通じて、「虐待の後遺症に配慮された企業」を増やしていきます。
「虐待の後遺症に配慮された企業」が増えれば、「虐待の後遺症に配慮された社会」になると信じているからです。

どう目指すのか

考えていること

これまで当社が実践してきたマネジメントノウハウや社内施策は虐待サバイバーの方に限らず、多くの方にとって意義のあるノウハウだと考えています。

下記をご覧ください。

①発言に躊躇する
②人付き合いが不安
③ストレス耐性が低い
④自己評価が低い
⑤過剰な完璧主義
⑥対人恐怖
⑦衝動性や感情のコントロールが難しい
⑧記憶力や集中力の問題
⑨決断を下すのが難しい

アンケート内容の一部を抜粋

これらは虐待サバイバーが抱える働きづらさの一例を書き出したものです。
上記は虐待サバイバーに限らず同じような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このような課題を解決するためのサービスをこれから様々な企業様に届けていきたいと考えています。

なぜ今アンケートを取るのか

・虐待サバイバーの悩みの解像度を上げるため
・虐待サバイバーの方が多く働く業界、職種を特定するため

これらを目的にアンケート調査を行います。
実際にこれまで私が話を聞いてきた虐待サバイバーは数十人にすぎません。

これらの声からサービスを作っても、本来価値を届けたい人に届けられない可能性があります。だからこそ今回、改めて外部の方々のお力を頂きながらアンケート調査を行うこととなりました。(ご協力頂いている皆様、ありがとうございます!)

今後に関して

私たちの事業がスタートしたのは2020年ですが、社会に与えた影響は決して大きなものではないかもしれません。しかし、この期間に確信を深めたことがあります。それは、虐待サバイバーの方々が適切な環境と業務内容に恵まれれば、顕著な成果を達成できるという事実です。これは、私が事業を通じて直接感じ取ったことです。

個人的には、2020年以降、一層強く感じるようになった思いがあります。それは、生涯をかけて虐待問題の解決に取り組みたいということです。これは私自身の願望であり、「やりたいからやる」というシンプルな動機に基づいています。事業を始めた当初から、この思いはより強くなりました。

今回のアンケートを通じて、少しでも早く虐待の後遺症に配慮された社会を目指していきたいと思います。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます!
最後に2つお願いです。

①アンケート拡散のご協力

是非アンケートを広めてもらえると嬉しいです。
あなたのシェアをしっかりと受け止めて、事業に反映させていきます。

②サバイバーハンドブックのダウンロード

虐待サバイバーの特性や企業が取り組むべき社内施策をまとめています。
2024年4月以降は発達障害になどに関しても触れてバージョンアップをする予定です。こちらから無料でダウンロードができます。

また、もし企業の経営者・人事担当者様がこちらをご覧になってくださっていて、弊社のサービスや研修にご興味がある場合はこちらからご連絡を頂けますと幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!!
アンケートは3月いっぱい受け付けておりまして、4月以降結果を公開させていただきますね。

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