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日記(5月11日)

いきなり夏です。本日の最高気温24℃。あしたは28℃まであがるとか。忘れていたけど宮崎は梅雨の前にいちど夏が来るんだった。そして5月は年間通していちばん紫外線が強いとか。マスクの形で日焼けしちゃうのかしら今年は。


きのうはツイッターの
#検察庁法改正案に抗議します タグでいろんな人の意見を読んだ。
少し違う角度で、けさ、ツイッターのトレンドつくりの絡繰り話を、経済学者の上念司氏がYouTubeで解説しているのを視聴した。ウェブマーケティング業界では有名な話らしい。もう知らないことだらけで、なるへそ。これはこれで勉強になる。そういう背景も頭に入れておかないといけないのか。忙しいな。

それはそうと、タグ自体は最初はつくられたものでも、それきっかけでいろんな人の意見に触れられたことに関しては良かったし、私には勉強になった。みんながリーチできるテレビとかでまともな情報を得られる時代の終焉はさんざんアナウンスされ体感としても知ってたつもりだったけど、じゃあ何がまともなのって自分のふるいにかける修行の途中。身近な人たちの情報収集方法が知りたい。素朴な疑問。


母の成年後見人の就業時事務報告書を家裁へ速達で送る。申立の審判が下り後見人に任命されてから最初に提出する書類。本人の正確な財産目録や収支予定表など。遅れまっせーって上申書送ろうとする直前に、再発行した通帳が届いて慌てて書類つくった。肝心な残高は再発行手数料を下回り、がっくし。期待しないようにしてたつもりでも、どこかで「隠し財産があったらいいのにー」とわくわくしていたらしいおめでたい私。宝くじ買う人ってこんな気持ちなんだろうか。しかし本当に母は、私に脛をかじられ、父に骨の髄まで吸い取られたんだ。搾取されまくりの人生だ。ぴえん。

提出書類の「困っていること」の欄に、一応「本人がいまだに配偶者の生活費を補填していること」と書いておいた。財産があるわけではないうちの場合は、父が母の年金まで一緒くたに勘定していることから母の財産を守るための成年後見人。電気代、電話代、NHK受信料、固定資産税、車税などの引き落とし口座を、母から父に変更しないといけないが、父が首を縦にふらない。なんで施設入居者が、もう住んでない家の電気代やら払わないといけないのか。どの道、マイナスを補填するのは私なんだけど、これから母だけの分で帳簿をつけていかないといけないので、とりあえずは母に関係ない支出分を私の口座に変えるか。


父(78)を甘やかし過ぎだなあと改めて思う出来事があった。昼過ぎ、父から電話で「10万給付金の申込書が届いた」と。「次帰った時に身分証と通帳のコピー取って添付する作業代行するから、申込書が届いたらとりあえず一報して」と頼んでおいた。そこまでは良い。「名前も口座情報も印字してある。印鑑押して出すだけじゃ!」と。だからー、コピーが、い!る!の!「そんなことどこにも書いちょらん!」「書いてあるって。ちゃんと全部読んでよ」何回かラリーあり、しまいには「見てないくせに適当なこと言うな!見に帰ってきて俺に謝れ!」と怒鳴られ。「じゃあもうそのまま出せば?不備で再提出になるだけよ」と私。◯*💢×(なんかゴニョゴニョ声にならない怒り)を発した直後、「あら、書いちゃらね」と。謝るのはお父さんやが!!!という言葉は飲み込んだ。ちょっともうどこかで線を引かないときついなと思う時もある。しかし簡単に損切りできないのが家族。まあいい。家族マネジメントは大人のたしなみと割り切って、はやく自分自身の家族つくるなり仕事でエネルギー燃やすなり、カロリー分散する方向で。体力というリソースはだいぶ限られているからして。


しかしまあ中央郵便局の人の多いこと。通常24時間営業のところ、今は平日9時〜19時の短縮営業。別の小さな郵便局へ行くか迷ったが、速達だったし荷物の受け取りもあったので、中央郵便局へ。たいがい並びながら、自分の人混みに対する耐性の無さに不安をおぼえる。集団免疫獲得の波に乗り遅れてるんじゃないか。私、社会生活送れるんだろうか?(おおげさ)

まあ待った。だから私は夜中の中央郵便局が好きなんだ(並ばなくて済むから)。さらに、私の前とその前の前くらいの人が「レターパック1枚」とか「スマートレターください」とかおっしゃっていて、「目の前んローソンにもあっど!!」と貼紙したい衝動に駆られた。表面上は真顔&マスク。


埼玉の叔母から小包を受取る。うれしい。お菓子と手作りのマスクがたくさん。とてもうれしいよ〜。なんか作るのが好きらしい叔母は、昔からよく刺繍入りのタオル、手作りポーチ、ビーズのキーホルダーやストラップなど会う度にくれる。好きな人がつくってくれたそういうのこそ、お守りになる。だからマスクとってもうれしい。よしもとばなな「ともちゃんの幸せ」の世界観。



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夕方、同じく手づくりのあれこれをくださる女将がいる馴染みの酒場へ。4/22〜5/6閉めて、5/7から営業再開していたらしい。女将さんも常連さんも元気そうでよかった。世間では、「解禁!」という雰囲気らしかった。そういえば家裁の担当書記官(めっちゃいい人)もゴールデンウィークと有給をくっつけた大型連休明けが今日でバタバタしてそうだったしな。こういう時こそ役所の人たちが(個人的にも)街へお金を落とすものかと思えばそうでもないらしく、それも今に始まったことではないらしく、根は深そうだ。官と民という単純な対立構造では語れない複雑な要素が絡み合っているのかもしれない。民だけで回すのか。全体的に、「防疫的には都市部からの流入を防げれば、宮崎内で人が動く分には大丈夫そう。経済的にはむしろ県内で回せる分はガンガン回していこう!」というような雰囲気を感じた。

不勉強を棚に上げ、人生の諸先輩方に国政や県政、市政のこといろいろ質問しまくる。今に始まったことじゃないのよ、ほらもう水戸黄門とかの悪代官様からずっと繰り返しよ、みたいなお話たまわり気が遠くなる。「世のため人のためっていう政治家...そうねえー、坂本龍馬とか?」と言われたときは、そんなに遡らないと存在しないのか!!と。私はこれじゃ優秀な若い人たちが官僚や政治家や法曹界目指さなくなっちゃうんじゃないか、とすごく心配している。おまえに心配されてもってかんじだけど。いやもうそもそもいわゆるエリートって幻なの?官だけでも民だけでもだめで、やはりすべてはバランスなのだと思うのだけれど。マドモアゼル愛さんがおっしゃるところの「今の時代、正しい人は落ちぶれなさっている」というのは真実なのかもしれない。私も何かしら自分の役割をまっとうして、循環や共生に参加したい。雑炊食べて、恵比寿さん拝んで帰る。ニシタチに灯りが戻っている。

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