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凡人おかあさん、ひろゆきさんの凡人道を読む

木曜日。猛暑。

ひろゆきさんの『凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく』を読む。

わたくし、凡人おかあさんだと日頃から思っているので、自然と目がとまり手に取りました。

日本社会が暗い方向へ向かっていっても、個人単位では満足のいく人生と幸せを手に入れる方法はいくらでもあるということで、フムフム。

凡人は、自分に根拠のない自信を持つことで日々楽しく生きることができる。

根拠のない自信は、年収や学歴からではない。たくさん稼いでも、趣味が買い物や自分にご褒美などとお金を使っていては、ずっと稼いでずっと消費する生活に追われてしまう。

毎日きちんと歯を磨いている自分はすごい!くらいの自信が、実は幸せに繋がっているのではないか・・・という発想がおもしろかった。まさに私は、歯を丁寧に磨く時間が好きなので、なんだかとても嬉しかった。

自分で作ったご飯が美味しいとか、容姿や若さだけ見て恋愛していくのではなく、自分の気の合う人と付き合うとか・・・。

セレブな生活は、もっともっとと求めてしまいがちだけど、案外そんなにお金を使わなくても、幸せを見つめようと思ったら見つめられるものだよということなのね。そしてそれは、自分に折り合いをつけるということ。

子育ての見解もあった。
親は子どもに学習の機会を与える。やりたい事はとりあえずやらせてみて、合っていても間違っていても自分で検証させる力をつけさせる。
これもなるほど。

生き方の見解本は、『おっしゃる通り!』と崇拝するように信じ込むというよりも、『なるほどそういう考えもおもしろいな。』という感じで読む。

なるほどなと思ったことは、頭の片隅に置いておく。

凡人道は、凡人の私のささやかな暮らしの楽しみや幸せを、その調子で見つめていこう、いやもっと見つめていこう、と励ましてくれるような本だった。読んでよかった。

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