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雰囲気がいいなと感じるセンサー

土曜日。天気がいい。

お店に行くと、そこの店員さんがいい雰囲気の方だとホッとする。

家具を見に行った時もそうだった。この机がいいなと思った時に、雰囲気のいい方が来られて、説明をして下さったり配送の手続きをして下さったりすると、いい買い物をしたなと嬉しくなる。

以前、おかあさんたちの輪の中で、近所で各々が気に入っているお店の話しになった時に、お店の人を見てしまう派と、殆ど見ない派に分かれたことを思い出した。

私は見てしまう派。食べに行く時も、誰が作ったご飯やスイーツなのか、観察するとまではいかないけれど、つい見てしまう。そう考えると、少人数で働かれているお店に行くことが多い。

本も、作者のインタビュー記事や音声を聞いて、この人が書いているんだなぁっと思ったり、色んな食べ物や物も、もっと作っている人が見える感じだったらいいのになと思ったりする。

見ない派の人たちは、美味しければ行くとか、椅子の座り心地がいいから行くとかで、人は普通に接客してくれたらいいし、顔もよく見ていないと言っていた。チェーン店の方が好きだという人もいた。

おもしろいものだなぁ。

人に対して期待をかけて会ったりお店に行ったりする訳ではないけれど、パッと見て、話して、いいなと感じる人と出会えると嬉しいというか。

友人からも「最初に会った時に、あっ!仲良くなりたい!!と思ったんだよね。」と言われると、なんとも嬉しかったりする。

1度、小学校のクラス懇談会の時に、顔見知りだったおかあさんが近付いてきて、「ねーねー、私、この中で誰とも仲良くなれそうにないわ。」と言ってきて苦笑した。それは悪口とかではなくて、素直にそう感じ取ったのだろう。

最初は印象悪かったのに良くなったとか、逆だったと言う人もいるし。どういうところに惹かれるのか、時間を重ねたからわかるのか、人それぞれの感じ方、おもしろい。

娘も息子も、そのセンサーを今、色んな人を見て鍛えている時期。でもきっと、パッと見て自分に合うか合わないか、もう分かっていそうだなと私は見ている。

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