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今週の瞬殺飯(2023.1/23-27)

すっごく寒くない?
あまりの寒さに、瞬殺飯を再開することにした。

火曜日の夜、ドラッグストアに出かけたら猛吹雪で、嘘みたいに寒くて。
さむい、さむい、さすがにさむい!と大きめの独り言を言いながら、ざくざくと霜を踏む。強風で傘が飛ばされそうで、ふらふらしながら自動ドアに滑り込んだ。

朝食のパンと牛乳を買いに行ったはずが、赤ワインと無糖のレモン酎ハイとバッカスとチーズおかきもカゴに迎え入れる。なんだか楽しい。こういう、すぐに忘れてしまう日常を書いておくのが、瞬殺飯なんだった。(ちがう)

1年近く書いていなかったから、随分とおひさしぶり。お元気ですか?今週の瞬殺飯をどうぞ。

✳︎ちなみに瞬殺飯とは…
・作るのが瞬殺(すぐできる)
・食べるのが瞬殺(家族が喜んで食べる)
という2つの瞬殺を叶えるもの。30分で作って、30分以内に食べ終わることを目指したい

※夕方の調理時間目標が30分なので、その前日や昼休みに仕込むことも多々あります

*月曜日
・青椒肉絲
・薬味味玉
・厚揚げの塩だれ
・前日のミネストローネの残り
・ごはん

夫の日。彼の青椒肉絲は、メンマを使うのがこだわりらしい。
ロバート馬場やリュウジさんのレシピをコツコツ学んでいるらしく、前日に仕込んだ味玉や、焼いて塩だれをかけた厚揚げで、全体的にごはん作るのが早くなってきている。とてもえらい。

無理やりでもやらせ続けることって大事なんだ、やっぱり。明日私が死んでも、この家のご飯はたぶんギリギリ大丈夫。そう思うと、一層ごはんがおいしい。

それにしても、玉ねぎや長ネギ?の入った薬味だれに卵を漬けた味玉が子ども達に大人気で夫がドヤ顔だった。漬けだれを捨てるのがもったいなくて、もういっかい流用した。

*火曜日
・たらの醤油バター
・ほうれん草のおひたし
・きんぴらごぼう
・薬味煮卵をもう一度
・豚汁
・味付け海苔
・ごはん

在宅勤務の昼休みを半分使って豚汁をつくり、ご飯をセットし、ほうれん草を茹でる。ひと安心。

昨晩、2回目の味玉も仕込んでおいた。冷蔵庫を開けてにんまりする。おいしそう…我慢できず、自分の分はチンしたご飯にのせて昼に食べてしまった。ご飯の上にごま油で炒めた長ネギと、鰹節をふんわり乗せて、真ん中に味卵。とろっとオレンジ色の黄身がこぼれる半熟の味玉ごはん、至福である。

退勤後、きんぴら(豚汁を作りながら切っておいたので炒めるだけ)とたらの醤油バタームニエルを作る。17時過ぎに退勤して、17時半には晩ごはん。ありがとうお昼の私。

ちなみに、私が今週唯一がんばるのがこの日。あとはがんばらないことが決定している。お昼休みは休まないと嫌になっちゃうから。ほかほかのご飯に味海苔を巻き、2杯目のごはんで暖を取る。本当はそれだけで満足。

*水曜日 夫の日
・バターチキンカレー
・茹でたブロッコリー

本年より、夫の当番を週2に増やした。いや私もフルタイムだしパツパツだし、不平等すぎる!の攻防戦の末に勝ち取った自由。

しかし彼は出社のため帰りが遅く、せっかちな私は子どもたちの「お腹すいた」がどうしても耐えられない。結果、火曜日の夜にはカレーを作ってしまうわけだ。混沌の毎日では、すべてを正解とする。

バターチキンカレーと言っても、15分でできるこれ。息子が何より喜んで嬉し哀しい。企業努力に助けられて生きていく。

*木曜日
・クレープ大会

夫が飲み会なので、なんだかめちゃくちゃなものが食べたい気持ち。高級食パンを買ってきて手でちぎって食べるとか。でも買いに行く時間も元気も無いし、何よりも外は寒い。

こういう時は、ホットケーキミックスでクレープ大会。
カリカリベーコン、ストックのミートソース、チーズ各種、ブロッコリー、豆苗を適当に炒めたやつ、ゆで卵と刻んだピクルスのタルタルソース。あるもの全部出したらヨシ。

楽しくなってきて、最終的にはバナナとブルーベリージャムとクリームチーズを巻いていた。

ストックのミートソースは、今井真実さんのレシピ。あ、ミートソースじゃなくてボロネーゼだった。簡単にできて、とても助かる。

*金曜日
・すみれの味噌鍋

18時を過ぎてもぜんぜん仕事が終わらない。夫は「18時半に会社出るよ!」となぜかちょっと自慢げにLINEを送ってくるし、子ども達はお腹を空かせている。いったん離業し、10分勝負。

土鍋に、ざく切りした白菜、ニラ、もやし、しめじ、玉ねぎをぶちこみ、豚肉を乗せて火にかける。締め用の中華麺も先に入れてしまえ!
スープはこれ。

が、1時間後に階下に降りたときにはあんまり足りておらず。お酒を買いに行った夫に、UFOを発注。子ども達は思わぬ発注に大歓喜。鍋からのUFO。それはそれは、悪くておいしい。

***

私は割と音読を聞くのが好きなのだけど、小2男子が読む「かさこじぞう」は格別に良い。おじいさんおばあさんの台詞を児童が読むと、べらぼうにかわいい。「ああ、そのへんまで お正月さんがござらっしゃるというに、もちこのよういもできんのう。」「ほんにのう。」のあたりで、ああ今日もかわいいいいいいい!!ってなっちゃう。新しい癒し。これは何フェチ?

疲れてんのかな。
今週もおつかれさま。


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