2020年のはじめとおわりに変化したこと
今日で2020年が終わります。ほんとに激変の2020年でした。そんな2020年、私にももちろん変化がありました。今年あった変化のうち「はじめ」と「終わり」にあった変化を思い起こしながら書いてみようと思います。
●はじめの変化
ヒゲを生やし始めたことです。
コロナ禍で在宅ワークになり、私の知人にもヒゲを生やし始めた方がおられます。私が生やし始めたのは1月13日のことでした。海外出張に出発する日でした。その海外出張は2020年最初で最後の海外出張だったのですが、すでにその時点で移動の際にはマスクを着用するように、と指示がありました。「マスクつけているのならヒゲ剃らなくていいか」 そんな軽い気持ちでヒゲをそらずに出張に行き、そのままそらずに帰ってきました。帰国後も職場ではマスク着用です。マスクにひっかかるので、口ひげだけそり、あごヒゲは残したままにしました。そして今に至ります。あっという間の1年でした。でももうヒゲが無い顔は想像できませんw
ヒゲを生やし始めてよかったことは、気づいた人が話題にしてくれることです。突っ込んでくれると会話が弾みます。Web会議越しだと目の前に顔が映るので目立ちますしね。
●おわりの変化
給料が上がったことです。12月25日に支給された給料から少しだけですが給料を上げてもらえました。私の給料は2つの項目で構成されています。資格等級に応じた給料と、役割に応じた給料です。給料には年功的な要素はほぼ無くなっているので、自動的に給料があがることはありません。資格等級が上がるか、役割が上がるかのどちらかが必要です。資格等級を超える能力を継続して発揮すればそれに応じて給料が上がりますし、与えられる役割が上がれば上がります。私は55歳で平社員。役職も無いですし、バブル世代で世間では余剰人材と言われる世代です。給料が上がることはもう無いな、と諦めているどころか、給料が上がるということも意識の外にありました。
私の場合は役割を上げてもらえました。私が所属する部署ではあまり前例がなかったような話を聞きました。高い能力を発揮する人は管理職になってより難易度の高い役割を与えられるからなのかもしれません。ヒラの高年齢の社員に高い役割を与える機会があまりなかったのでしょう。
上司からは、今の職務(企画・マーケティング)で継続して成果を出し続けていること、組織や会社を超えた活動ができていること、そして管理職ではない社員のロールモデルのような存在になってくれれば、という考えから役割を上げることにした、と説明されました。
私は相当驚きました。そして、嬉しいのはもちろんなのですが、こういうことを考えてくれていた上司に対し感謝の気持ちでいっぱいになりました。
組織の視点で言うと、中高年の非管理職人材の活用は課題の1つなのだと思いますが、一番では無いはず。経営強化のための人材の早期育成とか、イノベーションの創出による事業成長など重要な課題はいくつもあるはず。そのような中で中高年の非管理職人材の処遇にも意識を持ってくれていたことがすごいな、と感じたのです。
上げてもらった給料、子どもたちの教育費で消えてしまいそうですけど・・・ 自分のためにも使って、齢をとっても変わり続けるおっさんを2021年も目指していきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?