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精神保健福祉士はPSWからMHSWへ変わりました

私にとっては3日に渡った学会が終了しました。 
内容はとても満足しましたが、発表者によっては対等ではなく、自分事と置き換え本当の意味での課題解決に至っていない支援する側でいる発表者が何人かいました。
ピアスタッフとしては自分事と置き換えて、この状況まずいよね、整えて未来の大人たちに残さないように取り組む必要があるよね。と、自分や自分の大切な人が安心して過ごせる環境を創るには何をすればいいのか、クライアントの話から想像を巡らせて自分事として動いてほしいと思うのは難しいのか…
MHSWとピアMHSWは分けて考えた方がいいのかなぁと感じた場でもありました。理想はクライアントとは、対等。与え与えられていることを理解することだと思います。
地域福祉に関わるなかで支援者と呼ばれる人は支援する人でクライアントは支援される人であるようですが、私はいつもクライアントから受け取るものは無いのかな⁉️と怒りとやるせなさを感じたものです。
私自身、初めて働けなくなった34歳。年齢もあって人生終わったな…と見通しの無い時期を過ごし一年後ヘルパー2級を取得し福祉業界に大転職しました。高齢者に関わるものだと思っていましたが、高齢者施設等はことごとく落とされ、障がい者福祉に関わることになりました。区分4以上の重めの知的障がい者事業所で、彼らと対面したとき、『私はこっち側の人間なんや』と感じました。福祉に従事する中で、本来こっち側、あっち側というのは無いことに気づくのですが、支援する側という意識を持った人がいると、クライアントは支援される側になってしまう構造があるのだと気づきました。
そして、働けなくなった私のリカバリーやレジリエンスを助けてくれたのは間違いなく知的障がいの彼らだったし、人にとって大切なことを思い出させてくれたのも彼らでした。
今の社会の源流に適応してしまっている人は違和感に気づきにくいものかもしれないし、わかっていてもどうしたらいいのかわからず流されるしかないのかもしれません。

 
精神保健福祉士はPSW(精神科ソーシャルワーカー)から2021年4月MHIW(メンタルヘルスソーシャルワーカー)と変更されました。
知らんかった。めっちゃ最新版。
そもそも精神的に不安定になった時に介入するということは、社会的不利に陥り解消されない状況が継続すると大抵、精神的な不安定に繋がるのですべての人が対象になります。
介入する領域が名称変更によって一気に広くなったよ。誰でもなんでも相談してねということになったようです。

本番としては2日目の今日は3ボックスの分科会から参加したい項目を選ぶものです。
基調講演と分科会。分科会は3つの各項目のA~Dの中から選んで参加します。

お昼は友人が私の入院時ににゃんずのお世話お願いしたときに色々置いていってくれた中の1つの冷たいラーメン。
冷麺と思ったらラーメンやったけど、冷麺具材を盛りました。素晴らしい✴️

参加した分科会は
1.『調査研究から見えるもの』
2.『当事者・家族』
3.『支援事例に学ぶ』

基調講演は一方的ですが、分科会は双方向で5名の講演について各発表者に質問ができます。
めちゃ質問しました。
これから私の好きなオープンダイアローグというアプローチを活用して取り組んでいきたい活動について研究者や医療関係者が、医療現場から始まったこのアプローチに対して地域で行っていくことに対してどう考えるのかを確認するとても基調な機会になりました。

色んな学会があって敷居が高いイメージがあるけれど、お金払ったら誰でも参加できるし、興味があればなんとなくわかる部分や得るものがあると思うので参加者が増えるといいなぁと思います。


昨今はSNSの普及によって当事者が主体となって会社を創ったりサードプレイス(居場所)を創る時期に突入しています。私も今月からゆるく始めます。
いつもの対面だったら名刺交換できるのですが、オンラインだから気になる発表者にメールすることになります。
気になる発表者の連絡先は控えたけど、連絡するやろか…
来年は群馬開催。
大阪空港歩いて行けるし観光兼ねて現地参加するのっていいなぁ。私が経済的に参加できる環境になっていれば行こう!


終わってから久しぶりの韓国語オンライン講座。先生はコロナ以降やっと韓国に帰れたそうです。
30分くらいしか参加できなかったけど、私にとっては頭を切り替えるいいツールです。
韓国行きたいなー

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