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#4 会社の猫

本当は今回、エモい工具について書くはずだったのですが、緊急事態発生により猫について書きます。


岡野バルブ門司本社とは

 
当社門司本社は1934年から現在の場所にあります。総面積は約13,000㎡、鹿児島本線JR門司駅に隣接しJR小倉駅からは6分程度、国道3号線にも面した好立地です。従来、門司本社は本社機能と小型バルブの生産、行橋工場は鋳鋼素材と大型バルブの生産を担っていましたが、数年前に工場機能は行橋に集約、現在門司本社は本社機能を残すのみで、旧工場を筆頭に土地、建屋の9割は使用していない状態となっています。


 
昔から「なぜ門司駅の真横にこんな工場が」と言われたりしますが、そもそも当時栄えていたのは小倉よりも門司港、そして門司は門司港と小倉の中間地点で、当社がこの地で操業を開始した後に栄えてきた街なので、そんなことを言われても、というのが本音です。とはいえ、工場機能が行橋に集約した今、この門司本社は当社のみならず地域の発展のために有効に活用できればと考えています。この土地の現状&今後については、当社ホームページをご確認ください。


本社と猫

 
話が少し脱線してしまいましたが、この門司本社、私のイメージでは常に猫が5匹くらいは居住、来訪し、シーズンになると2匹くらいの母猫が出産と子育てをします。敷地が広い、本社裏は線路に面している、会社付近の方がエサを与える、夜は敷地内が無人になる、そして何より当社従業員が寛容ということもあり、猫にとっては居心地が良いのだと思います。門司の工場は稼働を止めて日中も無人になった今、居心地は更に増していると推測されます。

会社の敷地内を歩くと、我が物顔で歩く猫、腹を出して寝ている猫にすぐに出くわします。子育てのシーズンになると、4、5匹の子猫がぴょんぴょん跳びながら遊んでいるところや、人間に出くわして一目散に逃げ散らからすところを見れるので、ほっこりします。私も工場勤務時代、しばらく寝かせてあった工具を取りに奥の工具が積んである段ボールを持ち上げたところ、下の段ボールで母猫が授乳真っ最中で、私と出くわして子猫をほっ散らかしてドリフトをかましながら逃げていったことが記憶に鮮明に焼き付いています。(製品の品質には影響ありませんのでご安心ください)
 
 


猫産まれました(里親募集!!)


当社に呉宛儒(ゴ・エンジュ)という台湾人の女性社員がいます。台湾の寺の娘ですが、その辺の日本人よりも日本語が上手く、文章力もあり、何よりもスイカを切るのが抜群に上手い女性です。イメージでいうと、スイカを空中に放り投げ、青龍偃月刀を振ると、スイカが地面についた時にはスイカは食べやすいカタチにバラバラになっているくらいのスキルをもっています。
 
このエンジュ、行橋工場勤務時代は、昼休みに泥んこになりながらザリガニを釣るような生き物好きで、少し前に数年間の東京での営業勤務を終えて本社に帰任してきました。昼休みに門司本社敷地内をウロチョロしているので、何をしているのか聞いたら猫を手懐けているとのこと。嫌な予感がしました。

しばらくして、別の社員伝手にエンジュが手懐けた猫を連れて帰り飼い始めたと聞きました。私も知っている黒猫でした。確かその黒猫は最近毎シーズン出産しているはず。嫌な予感がしました。
 
それからしばらくして、エンジュから連絡がきました。その黒猫が4、5匹の子猫に授乳している写真とまだ目も開いていない子猫の写真でした。
「産まれた(笑)びっくりした」

びっくりしたじゃねーわ!
自然に産まれた命ならば自然の摂理に任せることができますが、一旦関与してしまった以上、どうにかしなければいけません。というわけで、今回は里親募集のお知らせです。誰か、この子猫を大事に育てていただける方いらっしゃいませんでしょうか。ご連絡お待ちしております。
 
余談ですが、このエンジュは最近、会社のカラスも手懐け始めています。最近はカラスがエンジュの後をついて回る始末、、、エンジュがカラスを飼いだしたり、繁殖させ始めないことを祈るばかりです。

【里親希望の方へ】
岡野バルブ広報Twitterアカウント(@oka_piyopiyo)へダイレクトメッセージをお送りください。
https://twitter.com/oka_piyopiyo


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