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OKZ Wöchentlich22(2022.07.18〜)

なんだか胃腸ワルワル岡崎です(´ω`)。唐揚げとコテコテのラーメンが食べたい欲と戦う一週間でした。

読んだ(読んでる)本

An A-Z of Common English Errors for Japanese Learners (Japanese Edition) 日本人がはまりがちな英語の落し穴〜自然な英語へのA to Z〜

Twitterで見かけて気になったやつ。Amazonはプレミアついてるけど、楽天とかで探すとたぶんまだ定価で見つかります。間違って英語版買っちゃったので頑張って読んでます。オンライン英会話やってる人にはおすすめ!

正統派スーツの描き方

スーツ好きは買い!!な一冊。スーツって「男性をいかにカッコ良く見せるか」を追求しながら長い年月をかけて進化してきた服だと思うけど、この本はとにかく絵が美しくて、スーツの素晴らしさを堪能できます。韓国の教本あるあるで電子版がないんだけど、これは紙の本で手元に置いておきたいから良し。

著者はもともとファッションデザインの分野の人みたい。年代別やアイテム別に解説してくれてるので、絵描きじゃなくてもスーツ図鑑的に楽しめるし、各アイテムの描き方、柄(テクスチャ)の合わせ方、よくある動作でシワがどうできるか、などなどめちゃくちゃ為になる一冊でした。リアル寄り、たぶんライエンデッカーとか好きなんだろうなーっていう感じの画風です。

ただ、服のシワはちょっと曲線っぽい感じなので、カクカクした形のシワが好きな人は自分なりにアレンジが必要かも。

決定版 メイドポーズ集

ちょっと古い本なせいかプレミア価格になってたんだけど、マケプレで最近安いのが出品されていて購入。今もうちょっと高いのしかないけど…。

いろんなコスプレのポーズ集みたいなのはあるけど、メイド単体ってなかなかないよね。知りたかったカーテシーのポーズがいろんなアングルで載ってたのが大収穫でした。ただ全部モノクロだし、解像度やらコントラストとかもイマイチで、白いブリムとかエプロンのフリルとかは細かいところが見えづらいのが難点。逆に最近のポーズ集ってクォリティ上がってるんだなあ…。

以下は絵とか漫画の話です。

漫画の導入部分めっちゃ読む

最近、一次創作の漫画のネームを描いているのですが、導入部分が本当に描けなくて、描いてはボツをずっと繰り返していました。

で、いろんな漫画の冒頭の部分だけ読んで研究できたらいいのになーって思ってたんですが、よく考えたらたいていの漫画はサンプルで最初の数ページ(ものによっては一話か一巻丸ごと)ふつーに無料で読めるじゃん!!と気づいて、いろいろ読んでみることに。

とにかく玉石混合なのでランキングに入ってるのとかメディア化されてる作品に絞って、50作くらい読みました。それでも先が気になって続きが読みたくなる漫画もあれば、セリフを読むのが苦痛で無料サンプルの数ページすら読むのを断念しちゃったのも(商業って決まってるページ数で描かないといけないから難しいよね)。

当たり前だけど売れてる作品は引き込まれるしどんどん先を読みたくなる!導入だけのつもりがGANTZは三巻まで読んじゃったし、何作かはまんまと電子書籍ポチるリストに入れてしまいました。

改めて一番秀逸だったのは金カムで、○○を食べるシーンから始まる漫画なんてきっとこの作品だけだと思う…。そして冒頭から、回想シーンとか挟みながら何度も場面転換していくんだけど、それがものすごく滑らかで自然。せわしなさがないというか、読者が置いてきぼりにならないのがすごい!その後も場面転換のコツを研究しつつ読み進めています。なんでみんな白石が好きなのかよくわかったよ…。

あとこれもタイムリーだ!迷ったら引く。


そしてこの本↓で羽海野チカ先生が、「ブラックジャックはめっちゃ研究した、たった19ページで人物紹介に割くコマもないのにスケールでかい話が完結してる(※ざっくりこんな感じの話)」みたいなこと語ってるのを思い出して、手塚治虫読んでる。

羽海野チカ先生がネーム作るのにめちゃくちゃ労力割いてるのがよくわかります。っていうか漫画描くのに常にとんでもない努力してる…。他の先生たちの話もすごく参考になるので、漫画描きの人は絶対読んで欲しい…!

とりあえずブラックジャックは無料で各巻数話ずつ読めます。

週替わり美術かいぼー学

週替わりで人体のパーツを深掘りするやつ、先週あんまりできなかったので頭部と頸部を引き続き。ちょうどたくさん顔を描く練習をしていたので、「やっぱり眼球ってこうだよねー」とかいろいろ確認できて、点と線がつながった感じ。

Zugaikotsu ippai kakimashita.

ドール模写で目とか鼻はけっこう描けるようになったんだけど、耳が盲点だった…!ドールの写真って、髪で耳が見えなかったり、顔の中心にピントが合ってて耳らへんはボケてる(わざと望遠で撮ったりしてるんだと思う)のが多いんだよね。

耳もっと意識して描くようにしよう…。

週替わり塗りの練習

服の塗りを研究&練習する週でした。これまでいろんな人の絵やメイキングを見て、影のぼかし方だよなぁーーというところまでは辿り着いたところからのスタート。

まだ全然思い通りに塗れてないけど。

ちなみに線画はunsplashの写真をトレースしたり、上で紹介した正統派スーツの描き方を模写したりしました。

線画を用意するのが面倒な人はこういう素材を借りるのもアリかも。これはさとまこさんのやつ。

光沢のある素材で練習するのがやりやすいかも!そして、次のサイクルは二次元→二次元の模写にしよう…!

こういうのもいつか研究したい…。絵画のドレープ表現。

http://www2.culture.gouv.fr/Wave/image/joconde/0717/m090001_171_1.jpg

その他のレアチューの布のデッサンも、ここで大量に見られます!


色塗りの技術は削る技術

この記事↓に、「色や塗り方についてを勉強していると、色塗りは削る技術があるということに気づきます」って描いてあるんだけど、本当そう、やっと最近気づきました。

これも大まかにエアブラシで塗って光が当たるところを削るやり方(ブルマでごめん)。

削り方というか、どんなふうにフェードアウトさせるかが大事な気がする。

クリスタ だと「不透明水彩で透明色を選択して消す」っていう文字にすると謎の行為になるけど↓、Procreateはそもそも、消しゴムも好きなブラシが適用できるので便利!

で、いろいろいじってたら実はぼかしツールもブラシ変更できることに気づきました。

2色のなじませだともっとわかりやすいかな?これならいちいちブラシの色を変更しなくても、塗りと同じブラシで馴染ませることができます。上手くやらないと余計な色も拾っちゃうけど。ちなみに魔王ペン以外はデフォルトブラシ。

Procreateで指マークをダブルタップでブラシ選択。

偶然ダブルタップして気づいたんだけど、Procreateってそういう仕掛けが多くて忍者屋敷かよ!!ってなる…。

まだまだ取りこぼしてる機能が多い気がして、本で網羅的に理解したいなーと思ったらちょうどNecojitaさんの本が今月末に出るみたい!紙か電子か迷ってる…。ipadで操作しながらって考えると紙がいいのかなあ。


以下はクリスタ中心の話題ですが、ほかのツールでも使えるかも。

上手い人のメイキング見てるとしょっちゅう出てくる塗り&なじませ。ちなみに昔は水彩にあったのが、今は厚塗りの中に入ってるらしい(パレットがめちゃくちゃで見つけられてない)。

これは好きな絵師さん作の、使いこなすのにちょっとコツがいるファズファクトリーみたいなブラシ…。ゴクリ。

これは色混ぜツールでぼかすやり方!

あと影の境に別の色を入れたり、影の縁を濃くするのも。

あと上手い人は色の反射とか陰影の色とかを上手く使ってて、色使いが単純単調になってないんだよね。情報量が多い感じ。

光と色の本、何冊か読んだはずなんだけど、実際の作品にまだまだ活かせてない…。復習しよう…。

そしてすっかり「面で塗る」っていう発想を忘れてた💦次回気をつけよう。

というわけでおしまい。やっぱり一週間集中して服の塗りのことばっかり考えるのはかなり効きました。いろいろブレークスルーした感じ。この調子で次週は髪の塗りを頑張ります。

髪のあとは目の塗りと仕上げ加工かなあ。以下は参考になったやつ。


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