OKZ Wöchentlich23(2022.07.25〜)
コマ割りのことしか書いてないので、マンガ描きさん以外にはつまらない内容かも知れません…。
読んだ本
マンガのマンガ 初心者のためのマンガの描き方ガイド コマ割りの基礎編
コマ割りについてのロングセラー。基本的なことから網羅してます。ついついやりがちなタブーとそれを回避する方法なんかも紹介されてて、「え、コレだめだったの!?」っていうのも多々。特にセリフの順序や人物の位置関係がわからなくなっちゃう例は実際漫画読んでてもたまに見かける…。
ただ、一冊コマ割りの話っていうわけじゃなくて、集中線とか漫符とか、コマ割りと関係ない演出(しかも“いやいやもう知ってるからそれ!”みたいな話)に結構ページが割かれてるのでお得感はイマイチ。
でもたまにものすごく参考になることが書いてあるから、とりあえず読んでよかったなと。大きなミス以外でも、読めなくはないけど読み手に小さなストレスを与えてしまう例なんかも。読むの途中でやめちゃうマンガって、こういうのの積み重ねなんだろうなあ。
そしてなぜかメジャーなサービスで電子書籍が出てなくて、Bookwalkerで買いました。
とりあえず、かとうひろしセンセのツイート読むだけでもすごく勉強になると思います!(これは本には載ってないやつ。)
無駄ゴマをなくす、って今まさに抱えてる課題かも。
もちろんあえてセオリーを破った方がいいこともあると思うけど、知っててあえてやるのと知らないでやるのとはまた違うよね。
漫画に全振り週。
というわけで、今週は塗り練も美術かいぼー学もサボって、漫画のネームを描いていました。4月にストーリーを思いついて以来かなりの回数推敲してきたので、熟成できてる反面、ついつい盛り込みすぎてページ数がとんでもないことになっちゃった。思い切って削る勇気が必要なんだろうなあ…。削らないけど!
というわけで絵の練習についてはほとんど書くことがないのだけど、コマ割りについてはいろいろ勉強したので読んだやつ置いていきます。
だいたい大事なことは共通してて、
・見開き1ページに1つは決めゴマを大ゴマで入れる
・ヒキとメクリ
・正しい順番で読まれるように割る(縦の枠線をずらす)
・変化をつける
これ↓はフキダシの配置なんかにも言及してて面白かった!
この記事は1ページの平均コマ数の話。5コマくらいが中央値っぽい?手塚治虫は後期になるほど1ページのコマ数が増えていって、最後は平均7.5コマとかになってたらしい。確かにブラックジャックはコマが多い…!
ネームって後からコマを消したり足したり移動したりするのが面倒なんだけど、これいいかも!ipadのメモ帳にスタイラスペンでザクザク描いて、クリスタに切り貼りしていくやり方。
こういう感覚でコマを切り貼りできるアプリがあればいいのになあ。最終的にクリスタ に吐き出せる感じで。技術があれば作るんだけど…。
コマ割り単調になっちゃう問題
コマ割りが単調になっちゃうのが悩みだったんだけど、この記事で「実は読者は似たコマ割りの連続は気にしてなくて、それよりも構図に変化をつけるべき!」って書いてあって目から鱗ポーンだった。
みんないろいろ考えてる
コマ割りについてはTwitterでも有益な情報を呟いてくれてる人がいっぱいい。
これなー。
ちなみにとんがり帽子、一日限定で無料公開されるよー
コマ割り関連のツイートはこの辺のトゲにもまとめられています。かとうひろし先生のツイートもいろいろ紹介されてる。
↑おおっと思ったのは、一番上のまとめの“「右から左」にエネルギーが向かう方が強そう、っていう話。”バトルマンガとかには重要そう。無意識にみんなそうやってる気もするけど。
なんとなく三段組みにしちゃうのはすごく心当たりがある…。
見せゴマ(大ゴマ)を決めてから配置を考える、っていうやり方は良さそう!
会話のテンポ
だいじ!メモメモ。
これはお手本の漫画からネームを起こして分析する勉強法。
そんな感じです。もうちょっとまとめて、コマ割りメモみたいな感じで別記事で新たに書きます。
ネームを添削に出して、その間に来週あたりにはまた絵の練習も再開したいなあ。
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