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社内でTwitterに全力で取り組んで3ヶ月でフォロワー総数4万人になった話

はじめに

私が所属する株式会社リスティングプラスでは、今年の3月から5月までの3ヶ月間、社員30名で団結し、全力でTwitterに取り組んでみました。

その結果、5月末の時点で、社内のアカウントのフォロワーの総数は43,380人を記録し、Twitter経由でのセミナー参加人数や問い合わせ件数は25件ほど、採用イベントにはTwitterをきっかけに58人の方にご参加いただけました。

このnoteでは、どのように社員のTwitterを活性化していったのか、皆でTwitterを頑張ったらどんな良いことがあったのか、企業でTwitterを実施する際のポイントなど、弊社のTwitterの取り組みの全貌をお話したいと思います。

企業でTwitterをやりたいと思っている人、社内のTwitterをもっと盛り上げたいと思っている方は、よかったら参考にしてみてください。

なぜこの取り組みを始めたのか

まずは簡単に私の自己紹介をさせていただきます。

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▼Twitterはこちら

御社のあゆちゃん(@okanolp)

私は株式会社リスティングプラスで、御社のWebチームという、お客様の企業のWebマーケティングの全体支援を行っているチームに所属していて、特にセールスコピーライティングやオウンドメディア・SNSなどのコンテンツマーケティングを主に担当しています。

私自身元々Twitterが好きだったということと、お客様のSNSマーケティング支援もするため、個人ではTwitterを以前からやっていました。

しかし、他のたくさんの企業様が複数人で協力してTwitterに取り組んでいる姿を見て、弊社でもチームで取り組んだ事例を作りたいと思ったのが、この取り組みを始めた1つめの理由です。

2つめの理由は、個人でやるよりもチームで協力をした方が、よりたくさんの方と関われ、リスティングプラスを広く知ってもらえると思ったからです。実際にやってみて、最近よくリスティングプラスさんの方を見かける、と弊社を認知してくださる方が増えました。

3つめの理由は、一緒にTwitterに取り組む仲間が増えることで、継続するモチベーションが上がるからです。

Twitterを始める方は沢山いますが、途中で挫折して更新をやめてしまうケースは少なくありません。また、1人でTwitterを続けていても無目的にただやり続けるという風になりがちです。

そこで、社内のイベントの1つとしてTwitterに取り組むことで楽しく仲間同士で鼓舞し合ってTwitterができる仕組みを作ろうと思いました。

このような背景があり、社内で一緒にTwitterに取り組んでくれる人を募ったところ、なんと約30名の社員が参加してくれる一大イベントになりました。

ゲーム性を持たせて楽しめる工夫を

実は、以前にも社内で「Twitterに力を入れていこう」というメッセージが上がり、何人かが一斉にTwitterをやりだしたことがありました。

しかし、当時は個々で勝手に取り組むスタイルだったこともあり、モチベーションがあまり上がらず続けることができませんでした。

Twitter好きの方なら分かると思うのですが、確かにTwitterってそもそも、「頑張ってやらなければならない」という義務感でやるものではないですよね。

そこで、もっと楽しんで自発的に取り組む仕組みが必要だと思い、ウィルゲートさんが実施されていた、「Twitter対抗戦」のイベントを参考に、弊社でもゲームを行いました。

▼ウィルゲートさんの「Twitter対抗戦」詳細はこちら

ちなみに弊社でもキングダム好きが多かったので、将軍のコンセプトから参考にさせていただきました・・・!ウィルゲートさん、素敵な企画を発明してくださり本当にありがとうございますm(_ _)m 

弊社では、ウィルゲートさんと同様のチーム対抗戦と、それとは別で個人戦を実施しました。

チーム対抗戦は6人×5チームで、チームメンバーの合計フォロワー数の伸び数で競い合います。個人戦は、期間内(3月~5月)のフォロワーの伸び数、いいね数、RT数、ツイート数、インプレッション数の5部門を作り、それぞれの部門での数を競い合います。

チーム戦には「フォロワー数を各チーム合計で3500人以上伸ばす」という目標を設定し、ノルマクリアしたチームに、フォロワー伸び数順に順位がつき、順位に応じた豪華景品がもらえます。

個人戦は、5部門それぞれでトップに輝いた人に豪華景品をプレゼントすることにしました。

また、弊社では半期ごとにその期に活躍した人をたたえるアワード(表彰式)があるのですが、Twitterの各賞を受賞したチームや個人は、そのアワードで景品と賞状を授与され、表彰をしてもらえます。

総勢30人での開戦!社内の理解と協力を得るポイント

このイベントの最初のきっかけは私が企画案を持ち込んだことですが、まずイベント実施の許可出しや、景品などの諸経費や社内コンプラのすり合わせを弊社代表にしていただいたり、一緒に企画のブラッシュアップやイベントの運営をしてくれる社員、イベント自体に参加してくれる社員など、沢山の社内の人の協力があってこそ、社内Twitterの盛り上げを実現することができたと思っています。

同じように社内でTwitterを盛り上げたいと考えている方や、Twitterに限らず、社内でイベントやプロジェクトの協力者を募りたいと考えている方の参考になるかもしれませんので、私が皆に協力してもらいやすくするために行ったことをご紹介します。

・目的とビジョンを明確に掲げる

とにもかくにも、まずは熱意を持ってプロジェクトの目的とビジョンを明確に掲げることが重要です。

弊社の場合は、「リスティングプラスをもっと多くの方に知っていただくこと」「この事例で得たノウハウを、自分達が支援するお客様に提供すること」という目的を掲げ、社内にプレゼンをしました。

・会社にもたらす利益を伝える

ちなみに私は一社員ですので、会社の方針を決定する権限はありません。そのため、この取り組みをすることで会社にどんな利益をもたらすことができるのか、参加してくれるメンバーだけではなく、役職陣にも理解をしてもらう必要があります。

「お問い合わせのきっかけづくりができる」「会社の良い口コミが増える」「リスティングプラスに入りたいという人が増える」

など、全社を挙げて取り組むことで得られる利益を、これも社内全体に向けて、分かりやすく伝えるようにしました。

・でた効果は社内に都度シェアする

Twitterに取り組むことで実際に出た効果を社内に周知することも、参加メンバーのモチベーションを上げたり、参加メンバー以外の社員の理解を得る上で重要です。

「Twitterがきっかけでこのくらいの人がセミナーに参加してくれました」「Twitter経由でサービスに関する問い合わせが〇件きました」などの大きな成果から、「リスプラの社員のTwitterを見てこんな口コミを投稿してくれた方がいました」など、小さな成果まで、都度皆にお知らせするようにしていました。

・あまり厳しいルールは設けない。楽しく取り組める工夫をすることが大事

社内でTwitterに取り組む上で一番気を付けたのが、「やらされ感が出ないようにする」ということです。

あくまでも自発的なモチベーションの元に続けられるように、最低限のコンプラルールと、「数だけを追うのではなく、あくまでも目的に逸脱しない行動を心がける」という方向性のみ設け、その他の更新頻度や投稿内容は各個人に任せて自由にやってもらいました。

アイコンを統一してリスプラを認知してもらう

これももういくつかの企業様では既に取り組まれていることですが、個々で動いても「リスティングプラスの人」として認知してもらえるように、Twitterのアイコンフレームを作り、任意で実装をしてもらいました。

ただの色枠だと社外の方と被ってしまうため、リスティングプラスのロゴを入れたオリジナルフレームを社内デザイナーに作ってもらいました。

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これが結構効果的だったようで、Twitter上で、「リスプラの黄色いアイコンフレームを見たらフォローをするようにしています」といったツイートも拝見いたしました。

嬉しい・・・ありがたい・・・ありがとうございます(泣)

ちなみに、このアイコンのデザインをしてくれたのは、弊社のWebデザイナーのスミ(@sumi_lp)です!

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個人戦の結果

チーム戦もあるのですが、今回は個人戦での成果を発表したいと思います。

・フォロワー伸び数部門

フォロワーが一番伸びたのは、そた@Webマーケターの卵(@atos_lp)さんです!

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2,525フォロワーの伸びを記録しました!

・リツイート部門

一番多いリツイート数を獲得したのは、みやこ@ITオカマ広報(@yamauramiyako)さんでした!

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3ヶ月で1,447リツイートを記録しました!

・いいね部門、インプレッション部門

いいねとインプレッションが一番多かったのは、はなを✿リスプラWebマーケター(@870_lp)さんでした!

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3ヶ月で、51,333いいね、1,452,556インプレッションを記録しました!

皆さんおめでとうございます!!

積極的に推奨して取り組んだこと

先ほど、あまりルールは設けていなかったとお伝えしましたが、「こうやったら効果的だから、是非やってみてね!」と推奨して実施したことはいくつかあります。

以下のような取り組みを推奨し、多くのメンバーが実際に実施をしてくれました。

・会社で発信している情報をシェア

弊社では、オウンドメディアのリスマガで記事を更新していたり、タベリナチャンネルやYouTubeのコンサルチームといったYouTubeチャンネルを作成してりしています。

ここで発信するコンテンツや、その他セミナー開催情報、採用イベント情報などを社員30名ほどがそれぞれTwitterで拡散をし、より多くの方に情報を届けることができました。

・メンバー同士でいいね

Twitterでは、自分がいいねをした投稿がフォロワーのTLに表示されます。そのため、社員同士でいいねをし合うことで、自分のフォロワーに他の社員の投稿を見てもらい、フォローをしてもらうきっかけになる可能性があります。

・アカウントの軸を決める

プライベートでTwitterをやるときは日常的な出来事などをツイートする方が多いと思いますが、ビジネスでTwitterを活用する際には、分かりやすいアカウントのコンセプトが明確で、ある程度の「軸」に沿った情報発信をしたいった方が、有益なアカウントだと認識してもらいやすくなります。

そのため、縛られすぎて行動しにくくならない程度に、どのような内容のツイートをしていくのか、ゆるい軸を決めてもらいました。

・毎日ツイート

「ツイートしなければ」という義務感を感じてしまうとなかなか続かないのですが、やはりできるだけこまめにツイートをし、アクティブな状態にしておくことは有効です。

そのため、個人戦の受賞部門では「ツイート数」も反映されるようにし、更新頻度も重視されるような仕組みを作りました。

・エゴサーチ

積極的にTwitterで情報発信をしていくと、ありがたいことにリスティングプラスのことをツイートしてくれる方も増えていきました。

定期的にエゴサーチをして、そのようなUGCをリツイートしたり、リプライをさせていただいたりといった取り組みも積極的に行いました。

特に有効だった取り組み

①アカウントのコンセプトを明確にする

やはり「この人は何をやっている人だ」というコンセプトが分かりやすいアカウントは、最もサービスに関するお問い合わせをいただきやすく、ツイートに対する反応も良くなることが分かりました。

自分が普段どんな仕事をしていて、どんな情報を発信しているのかを分かりやすくすることが、反応を得るためには特に有効です。

コンセプトが分かりやすく明確だったために、問い合わせなどの反応が良かった方のアカウント例はこちらです。

中村がくとさん(@nyakamura011)

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・ありゆかさん(@lpplus_arima)

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2人とも何を専門としているかが分かりやすく、軸を持ったツイートをしていました。

②自分から積極的に関わる

短期間でフォロワーやいいねを伸ばしてきた弊社のアカウントに共通していたのは、関わってもらうのを待つのではなく、自分から積極的にフォローやいいね、リプライなどで関わりにいっているということでした。

Twitterを始めたばかりの頃は自分からフォローをしに行かないと存在を認識してもらえないですし、人間関係も同じですが、自分から関わりに来てくれる人に対しての方が話しかけやすいですよね。

また、弊社のメンバーの中には、ツイートの頻度自体は数日に1回といった程度であまり高いわけではないのに、いいねを毎日積極的に行っていただけでフォロワーを1,000人以上増やしたという猛者もいました(笑)

もちろん自分自身が情報発信をすることも大切なのですが、それだけ相手の投稿に反応しにいく重要性も高いということが分かった事例でした。

③チーム内で鼓舞し合う

チーム対抗戦により、一致団結をすることによって積極的に取り組めたというメンバーもいました。

優勝チームでは、ツイートした毎にメンバー内のチャットで「ツイートしました!」という投稿をしたり、お互いに成果を報告し合ったり、「こういう取り組みをやってみよう!」という情報提供を積極的にしたりして、チーム全員のモチベーションを保つことに成功していました。

みんなでTwitterをやった結果良かったこと

全社的にTwitterに取り組んでみて、様々な良い結果が出ました。

①社外のたくさんの方と関われた

最も良かったことは、たくさんの社外の方と、個人対個人の関わりを持てたことです。

3ヶ月で社内の合計フォロワー数は19,247人増加し、全体で43,380人のフォロワー様と関わることができました。

リスティングプラスを多くの方に知ってもらえたということはもちろんですが、Twitterをやっていなかったらお話する機会の無かった方と関わらせていただくことで、様々な刺激を得ることができました。

②リスティングプラスについての投稿をしてくれる方が増えた

Twitterに取り組む前は、「リスプラ」や「リスティングプラス」を含むツイート数は月に10件にも満たない状況でした。

それが、全社的にTwitterに取り組んでから3ヶ月後の5月時点では、月に100件ほど、リスティングプラスについて言及するツイートが発生するようになりました。

B to Bのサービスでは、何もしていない状態で自然とUGC(ユーザーによる口コミ)が増えるということは起こりにくい傾向があります。そのため、こうして複数の社員で協力して認知を広げていくことは、B to Bでは特にUGCを発生させる取り組みとして有効であるということが分かりました。

「Twitterで最近よくリスプラを見かけるので、気になってホームページを見た」とツイートをしてくださっている方も拝見し、とても嬉しい気持ちになりました。

③Twitterを見てセミナーやイベントに参加してくれる方が増えた

Twitterに全力で取り組んだ3ヶ月間で、Twitterをきっかけに弊社のセミナーや採用イベントに参加してくださった方、TwitterのDMでいただく問い合わせなどを合計すると、83件のTwitterの影響でのアクションが得られました。

これだけのアクションを広告費をかけずに得られたというのは、大きな成果だと思います。

④お仕事の依頼をいただけた

上記でいただいたお問い合わせなどから、お仕事の依頼をいただいたケースもありました。

Twitterで情報発信をしていくことで、実際に売り上げに繋がるということも実証できました。

⑤楽しかった!

何より、Twitter上でたくさんの方とお話をさせていただいたこと、また、社内メンバーと一丸となってイベントに取り組めたこと自体が楽しかったです。

今では新しい内定者のインターン生たちもTwitterに取り組んでくれていて、他にも引き続きTwitterをやっているメンバーたちもいます。

一過性のものではなく、こうして楽しんでTwitterに取り組む文化ができたことも、今回の取り組みで得られた大きな結果だと考えています。

これからもよろしくお願いします

リスティングプラスのTwitterメンバーはまだまだ増加しています(笑)

色々な担当領域の社員や、新卒勢、インターン生もいますので、是非興味のあるアカウントをフォローしてみてください。

▼リスプラの全アカウントはこちらのリストから

また、今回ご紹介した取り組みや、Twitterのビジネスでの活用方法について詳しく知りたいという方がもしいらっしゃいましたら、是非お気軽にコメントやDMでご相談ください!

これからもたくさんの方々とTwitterを楽しんで頑張りたいので、皆さま是非一緒に企業Twitterを盛り上げていきましょう~\(^o^)/

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