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今年映画館で観た映画

せっかくなので、今年、映画館で観た映画をまとめて残しておきます。
薄めな感想も添えて。並びは観た日順です。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

約13年ぶりにリリースされるシリーズの続編です。前作は森の中を舞台にしたイメージでしたが、今回は海のシーンが中心。映像は世界観を美しく表現しており、IMAXのポテンシャルを最大限に引き出しています。
 正直に言うと、よくも悪くもストーリーのことはあまり気になりません。強烈なビジュアルのほうに心が持って行かれているので話自体についてはそこまで印象が気にならない(変な表現ですが)。上映時間が192分と3時間を超えているので、観る前には少しの覚悟が必要かも。大きなスクリーンと迫力のある音響で楽しめた作品でした。

THE FIRST SLAM DUNK

マンガをちゃんと読んだことがなかったので、スラムダンクを知らない可哀想な人と言われ続け、いつか読もうと思いながらもなかなか手つかずのままでした。映画も観に行く予定もなかったのですが、「むしろ何もしらずに観られるのは羨ましい」と勧めてもらって観賞しました。
 結果、深い考察とかは全くできませんでしたが、ドラマの運びや丁寧なアニメーションはとても楽しめて面白かったです。最初は、三井と流川の違いがわからなくて戸惑ったとこはありました。
 その感想を話すと、「そんなワケない」と一刀されたのが思い出深かったです。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

予告の時から、公開を楽しみにしていました。ただハリソンフォードが高齢ではありますので、どうなるのか少し心配もあったのですが、始まってしまうとそんなことは気にしないで没頭できました。ハラハラなシーンの連続は期待を裏切らず。エンタメとしての映画作りではやはり最高峰。

君たちはどう生きるか

公開前の広報活動がほとんどなかったので、クチコミでネタバレが広まえる前に公開して直ぐ観に行きました。新しい宮崎駿作品が観られるだけでも感謝感激。いろんな見方はあるとおもうのですが、トータルすばらしい作品。
 頭でっかちで観るものでもないですし、それぞれ自分が気づいたとこだけでも理解できればいいのかとおもいました。

エブリシングエブリウェアオールアットワンス

マルチバース!ほとんど予備知識なく映画館に行きました。映像の面白さも、展開も期待以上。観てよかった。実際の俳優のエピソードも(アジア系、ブランク時期、アカデミー賞)あわせて楽しめました。

シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)

何も考えずに笑える時間が多かった。映画にいろんなものを求めてしまいがちですが、ただ楽しいだけの作品があってもいいとおもいます。もちろん涙もあります。Get Wildありがとう。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

長さがアバター超えの206分!長いのですが、話に引き込まれてしまうのでおもったよりも長さを感じることはないです。1920年代という時代を再現しているのもすごいのですが、人間ってなんだかなあ感が随所に。デニーロのボスっぷり、デカプリオの人間のどうしようもなさや、顔芸の細かさなど、よくこんな作品を作ってくれたものだと感心しかりありませんでした。スコセッシ御大さすがです。自分的には今年イチかも。

福田村事件

足を運んだのがキラーズ・オブ・ザ・フラワームーンを観た次の週だったせいもあって、人間の愚かさ、差別意識、動きだすと止めることができない何かなど2作品で重なることが多くあって感慨深かったです。構成やそれぞれの人間の立場の描き方も素晴らしくて、余韻が残るいい映画でした。

リバイバル69 ~伝説のロックフェス~

1969年、カナダのトロントで開催されたロックンロール・リバイバルイベントのドキュメンタリー。当たり前ですが出ているミュージシャンが豪華すぎて最高。こんな映像よく残っていたなーというシーンも多くて嬉しい。クラプトンに感謝したり、ジョンのテキトーさに振り回されたりのエピソードも事実ってドラマすぎるなと、多重的に楽しめます。Netflixとかにきてもらえたら繰り返し観たいやつです。

ゴジラ-1.0

シン・ゴジラよりも好きでした。いろいろツッコミたいところはあるのですが、「娯楽映画」としておもしろく仕上がっていたとおもいます。昭和感の再現はさすがでした。ゴジラって一体じゃないんですね。。

今年は結構、邦画率が高かったみたいです。で締めは「首」。大河ドラマの家康も毎週見ていてたので、また違った視点で楽しめました。これは大河では表現できない世界観。現実はこちらのほうに近いとはおもいます。
 欲を言えばキャストが全体的に高齢で、本能寺の変のとき、秀吉は45歳ぐらいなのですが、映画ではおじいさんにしか見えないのは、やはりコント臭がでてしまうところ。
 とはいえ、北野武監督でしか作れないものを産み出しているのはスゴイ。

と雑に振り返ってみましたが、いやぁ、映画って本当にいいもんですね~
また来年!

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