マガジンのカバー画像

「損切丸」 ー 中国編

312
アメリカとの覇権争いの中、ますます存在感の増している「中国」。ここでは中国国債など限られた情報の中、「資金繰り」状況などについて考察を加えてみる。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

「中国株急落」について考えてみる ー 国債金利低下の発する ”メッセージ” 。

 日本人で中国株投資をしている個人は多勢ではないが(除.ソフトバンクグループ取締役社長兼…

損切丸
2年前
10

下がりだした中国国債金利Ⅲ ー 「金利」と「リスク」を秤にかける 。

  "外国人の中国国債の保有残高は5月末時点で約2.1兆元(約36兆円)と前年同月比+46%増え、2…

損切丸
2年前
9

中国の「個人破産者第1号」?

 中国の「不良債権」については、少ない材料を拾いながら「中国国債」の金利動向と絡めなが…

損切丸
2年前
6

"壮絶" な「サバイバルゲーム」に備えてⅢ ー 気になる「お金持ち」の "キャッシュ…

 「サバイバル」シリーズの第3弾。マーケットは大分変な感じになってきた。日経平均は今日(7…

損切丸
2年前
8

さあ、どうするFRB? ー 高進する「インフレ」を放置するのか。

 6月米CPI @+5.4% (予想)@+4.5% (前月)@+5.0%  (日本時間7/14 AM1:00現在、…

損切丸
2年前
14

下がりだした中国国債金利Ⅱ ー 「バブル潰し」の「建前」と「本音」 。

 下がりだした中国国債金利。↓(4/13稿)の続編。@3.10%を挟んで ”不気味に” 上下動を繰…

損切丸
2年前
12

続・"壮絶" な「サバイバルゲーム」に備えて ー 「損切り」探しは続く。

 "壮絶" な「サバイバルゲーム」に備えて ↓ 続編。  10年債で一時@1.30%を割り込んだ米国債の踏み上げは想定を超えていたが、「まさか!」というところまで動かして「損切り」を誘うのは「胴元」の常套手段。特に*不安心理が増幅して方向性が定まらない今のような相場では非常に有効だ。  *筆者にも覚えがあるが「理屈」にこだわる人ほど引っ掛かり易い。若くて体力があれば「恫喝」に屈せず頑張りきるのも可能かもしれないが、経験的に言うと一旦撤退して冷静になってからやり直す方が "

"不気味" な中国国債Ⅴ。ー 米国債の金利低下も社債市場のデフォルトも「完全無視」…

 さて前稿(金利は語るⅩ ↓ )で少し触れたが、金利低下の "質" が少し変わってきたかもし…

損切丸
2年前
13