米CPIの ”反転リスク” Ⅲ。ー 金融政策効果の ”タイムラグ” をどう読むか。
注目された1月米CPIは何というか絶妙な数字。 ”反転” まではなかったが、とにかくFRBがドンドン「利下げ」に走る状況ではない。
6ヶ月、1年の米国債金利は遂に@5%を突破し、ターミナルレートは@5.25%に到達。年内はほぼ@5%近辺での推移となりそうだ。10年超の金利が「逆イールド」で頑張っているがどこまで保つやら。
もっともCPIは遅行指標であり、半年前の「利上げ」の結果が今数字に出ている。パウエル議長も " lag " と表現していたが、金融政策効果の ”タ