岡長京

『古書通例』を読んでいきます。

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『古書通例』巻一「凡欲読古書から職是故也」まで

巻一 案著録第一 諸史経籍志皆有不著録之書 凡欲読古書、当知古之学術分爲若干家、某家之書、今存者幾種、某書爲某人所撰凡若干篇・若干巻、而後可以按図索驥、分類以求。又或得一古書、欲知其時代撰人及書之真偽、篇之完闕、皆非考之目録不爲功。自唐以前、目録書多亡、今存者漢・隋・唐之経籍・芸文志而已。宋以後私家目録、雖有存者、然所収僅一家之言、不足以概一代之全、仍非先考史志不可。蓋一代之興、必有訪書之詔、求書之使。天下之書既集、然後命官校讎、撰爲目録。修史者拠爲要刪、迻写入志、故最爲

    • 今日から『古書通例』読んでいきます!

      こんにちは。はじめまして。岡長京と申します。前置きを著しく端折りますが、今日から余嘉錫『古書通例』(上海古籍出版、1985年を底本にする)を読んでいこうと思います。 なんで読もうと思ったのかというと、前から興味があったからです。今日から始めたのはなんとなくです。 一応僕のスペックを述べておくと、以下の通りです。 ・20代 ・漢文は下手の横好き ・自宅警備員ではないが非常にそれに近い存在 ・宋以降の学術に興味あり だれも読んでくれないかも知れないし、だれか読んでくれるか

    『古書通例』巻一「凡欲読古書から職是故也」まで