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あれよあれよとベテラン社員

こんにちは。
じりじりと業務が増えてきた中、先週末は2人目復職後初の「子どもの体調不良でお休み」イベントが発生しました。
きたか…と思うとともに、1人目のときは復職初日に早退したことを考えるとよくもったな、とも思ったり。

さて、そうなるとどうあがいてもフォローをお願いしなくてはいけないのが一緒に業務を進めている人たち。
急なお休みの謝罪と業務に関する連絡をしながら仕事のメンバーについて考えていたら気が付いたことがありましたので、そのお話をしたいと思います。

若手は優秀!

復職後に配置されたグループでは入社1年目・2年目の社員が大活躍していて、私は彼らと一緒に業務を進めることが多いです。本当に大活躍。そして優秀ゆえに多忙。

そんな彼らの負担を増やすのは心苦しくてたまらないので、突発的な休みに備えて前倒しで仕事をしたり、情報共有を怠らないようにしてはいるつもりです。。。

(今日の話からはそれますが、今後結婚するかとか子どもができるかとかいう点はさておき、可処分時間があればほぼ確実に自分に使える若手こそその時間を満喫してほしいと思うし、そのために先輩たちは若手の業務をフォローしたり調整したりするのが建設的な姿だと個人的には思うんですよね。)

最近の若手・中堅は本当に理解が早くて要領をつかむのがうまく、私が彼らと一緒に入社試験を受けていたら絶対受かってないな!と感じます。
申し訳ないながらまだ浦島太郎な私は、若手のみなさんにあれやこれやと教えてもらうことも多く、恥ずかし気もなく頼りにしています。

「理想のベテラン社員」は「理想のお母さん」だ

毎日若手のみなさんにあれやこれやと聞いているうちに雑談もできるくらいになってきたところで、私の同期は誰かという話になりました。
育休で不在だった私のことより、同期のことのほうがよく知っていたりするわけです。
●●部の✕✕と、○○にいる△△と…と話しているうちに、今さらながら気づいたこと。

私、ベテランやん。

これまで自分の下に年次の離れた後輩がいたことがなかったのに加え、二度の育休取得によって自分の意識のうちで「勤続期間」が分断されているため、いまだに下っ端根性が抜けていないところがあるのですが、よくよく考えてみれば社会人10ン年目。
客観的には完全にベテランの枠ですよね。

今のところ指摘されてはいないですが、仕事において求められる内容やアウトプットのレベルについても意識を改めなければ…

また、入社1・2年目の社員からすれば、10年以上先輩とか…緊張しますね。
上司ってほどかけ離れた存在じゃないけど、どの程度の気安さが許されるのか迷う。近くはない人。
実際、聞いてみると5年目くらいの先輩からちょっと遠く感じると言っていました。
自分も一緒にワイワイ言っているだけのつもりでも実は指示や説教と受け止められているかもしれないし、よかれと思って「私のときは…」と経験をひけらかしてばかりだと、ただただメンドクサい先輩。

若手に囲まれてるからって私もそのノリになりかけていたのかも。
人というのは周囲と自分を同一視しやすいことに改めて気がつき、距離感を見誤っちゃダメだなと気を引き締めました。
これももしかしたら、自分を外側から視られるようになっているということの現れの一つかもしれません。

本当に頼もしい彼らなので、自分の経験とは状況や環境は変化しているということを忘れずに任せたり見守ったりしつつも、役に立てそうなところで「こういうのあるよ」ってそっと知見を差し出す、そんな先輩になれたらなぁと思います。

こうやって考えると、子育てとよく似ていますね。
子どもの自発的な考えや行動を尊重して口を挟まず、失敗できる心理的安全性を整え、どうしても大人の手やアイディアが必要なときにそっと差し出す。

…今のところ、全然うまくやれていませんけども。
毎日夕方からの暗黒タイムは余裕をなくして「もぉぉぉ!😭💢」って吠えてますけども。
理想。理想のおかん…
どっちもまずは意識するところから、がんばろうと思います。

先輩社員としては、ランチのお店を教えがてらご馳走し、社内の人的ネットワークを使って役に立つところからかな。
オカンてやつはお節介なんや。



誰かの役には立つってわけではないだろうけど、読んで「それな」って思ってもらえたら。

ご縁あって読んでくださった方、ありがとうございます。
またご縁が続けばうれしいです。

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