おかっち

野菜作り・お米作り・暮らしの中に手しごとを増やしたい。もっと自分を使い切りたい。 本業…

おかっち

野菜作り・お米作り・暮らしの中に手しごとを増やしたい。もっと自分を使い切りたい。 本業はグラフィックデザイナー。感動したコト・自然との関わりをテーマに絵で表現模索中。

マガジン

  • にっぽんあちこち

    会社勤めを卒業し、移住地探しを目的にあちらこちら旅をしている。 そんな旅の途中の記憶たち。

  • お野菜さん

    畑のお野菜さんたちから受けとるインスピレーション

最近の記事

「春の散策」

    • ミモザ 3月8日

      • 「富士山」を見て感じること

        「うぉっ!」 静岡・山梨散策していると不意打ちで急に目の前に現れる「富士山」 大きくどっしりと雄大な姿でその土地を、いや!日本を支えてくれている。 白糸の滝・柿田川・忍野八海など富士山から作られるとろけるような柔らかさと不思議な程の透明感溢れる湧水の美しさは、日本の宝物だと思う。 雨水や降り注ぐ雪をじっくり永い時を重ね取り込み、樹木・山・川・大地・人を育てながら海へと向かう。その水をそれぞれが体内に巡らせ、自分の命と周りの命を育み、生命が重なり巡り合っていく。 景色

        • 珊瑚から感じる自然界の文様

          宮古島の海岸で出逢った、白く石化した 珊瑚のかけらは 念密に計算されたかのような数列的美しさ これぞまさに!! 「自然界の文様」 柱状節理 ハニカム構造 レモンの断面 どこか似てる… 自然界の何かしら共通点があるのか ないのか 太陽エネルギーや地球の自転、自然界のあらゆるエネルギーがぶつかり合って出来る形 そんなエネルギーを感じる文様が魅力的!!

        「春の散策」

        マガジン

        • にっぽんあちこち
          6本
        • お野菜さん
          5本

        記事

          山奥の村にオープンしたCafe

          奈良の奥の奥の超山奥にある下北山村。 永遠と続く、ぐるぐる山道。 何度通っても車苦手な私は車酔い。。 そんな奈良の山奥で一棟貸しのお宿 「山の家晴々」を営む友人夫婦が新しく 下北山村の木材を使ってセルフビルドで 一から生み出した 「マキビトcafe」が昨年末にオープン。 私はほんの一部ですが、「バイオジオフィルター」作りをお手伝い。 バイオジオフィルターを簡単に言うと・・ 土・植物・微生物の力で下水を浄化するシステム。 これは、下北山村の豊かな自然を大切に暮らす二人な

          山奥の村にオープンしたCafe

          宮古島の美味しいスイーツ

          感動の「さんぴん茶ゼリー」 想い出すのは 食べながら眺めた宮古の海の色 口の中で、こっそり小躍りするような優しい弾力 アロマのように癒されるさんぴん茶の香り まるで琥珀のような透明感 全ての記憶が私の中で一つになって宮古の味として 記憶されてる

          宮古島の美味しいスイーツ

          大神島

          沖縄県は宮古島で最古の人が住み着いたと 伝えられる大神島。 昔から大切に繋がれてきた生命力溢れる自然がしっかりとひっそりと姿を残している。 何千年、何万年という時代の積み重ねを感じさせるサンゴ礁の岩姿。 心を空っぽにしてくれる透き通る海・波音 「自然を豊かに」 「自然を汚さずに」 なんて、言葉をよく使っていた自分が恥ずかしい。これは人目線の言葉やん。 人も植物・自然の分身だと思う。 同じ存在なはずなのに、分断してしまっている。 きっとこの大神島に昔から暮ら

          自然を取り入れる方法

          「自然を暮らしに取り入れる」とは? 頭に浮かんでくるのは、 野菜づくり・お米づくり 草木染め・ベンガラ 染め・ 野草料理 薪を使う .....etc 私は、可愛いと思った自然の表情を描く事で、自分の中に何かしらのエッセンスを入れればなと思っている。それをどう展開していけるかは未知。 今回の可愛い子は「吉野柿」 まだ硬めの柿さんたちが、お家の隅っこで、並んでスタンバッていらっしゃる姿に心掴まれた。 そして手元には、通勤途中で拾った落ち葉がある よし、この自

          自然を取り入れる方法

          初めて聞く名前

          「セントーレア シルバーフェザー」 セントレア? 空港? シルバー? 宝石? フェザー? 羽? なんやろ・・ インスタで流行ってそうな最前線のファッションブランドか? 空港でのお洒落なイベントか? ってよく分からない…. 実は 植物の名前 この「セントーレア シルバーフェザーさん」 実に名前負けしない艶容な立ち振る舞いでとっても魅惑的 私のお家のちょこっとした園芸空間に母が植えていたのが きっかけで、出逢った方 銀色のベルベットのような質感の茎・葉は シル

          初めて聞く名前

          もじゃのぱん

           「もじゃのぱん」 手のひらにのっけると「もすんっ」と 可愛く美味しい重力を感じる 「もじゃのぱん」 手にそっと馴染む優しいまるみの 「もじゃのぱん」 くるみぱん・チョコぱん・ミルクぱん・ どの種類もぜ〜んぶまぁるい 「もじゃのぱん」 可愛く・美味しく・癒される「もじゃのぱん」は 沖縄の宮古島の街中にちょこんとこんにちは 宮古島の暖かく優しい空気の中に自然と溶け込んでいる街角ぱん屋さん 島人・旅人の朝を美味しく楽しくスタートしてくれる 「もじゃのぱん」

          もじゃのぱん

          食のデザイン

          目があってから、お腹の中でエネルギーになるまで、ドキドキ感動しっぱなしだった 蕎麦切り文目堂さんの「鴨汁蕎麦」 目の前にソッと置かれた蕎麦に、しばらく見惚れてしまった。 蕎麦の標高 笊の細やかな網目 お椀の背丈 どこを切り取っても美しい 箸に手を添えると、これまた蕎麦を食べる為に作られたような、箸だった。 持ち手部分の厚みと、先端は口に入れた時に、蕎麦を引き立てる繊細な細さ。お箸ひとつでも、味が変わるの事に気付かされた。 焼きねぎの魅せ方も素晴らしい。 厚

          食のデザイン

          育ち

          ひねくれもの… 頑固者… そんな唐辛子を育てました。 梅雨が明けて、一滴も雨が降らなくなると、気付いた時にはみんな自由にひねりだした。 水がなくて苦しもがいた証かもしれない、 ごめん。 けど、頑張って生き抜いた姿なのかなと、想いを寄せると大胆なひねりも可愛い。 ひねってても、美味しい。 スラっとスレンダーさんでも、美味しい。 世の中的に真っ直ぐに優秀と言われるような成長が出来れば良い。 けどそんな、上手くいかない。 「ってか、そんなスムーズなリズムに乗れ

          畑の太陽

          「ポンっ」 蔓の中ではちきれそうな身体でゴロンと暮らしていらっしゃるまん丸とした身体を指ではじいてみた。 これは待ちに待った「ソ」の音!!!! ソの音は完熟のサイン!! ドキドキしながら、まるで出産後の胎盤を切るみたいに(経験ないけど笑)、蔓と実を切り離す。 硬くハリのある肌感にずっしりとした重み。 この世に存在してくれてありがとうと思う瞬間。 早速、オープン式典! 包丁を持つ手に緊張が… 集中しながらも手の感覚を味わいながら入刀! パカッン と目の前に

          葱坊主

          こんなにもキュートな坊主頭があるなんて 畑をするまで知らなかった! 春〜初夏になると気が付いたら、とがった緑の先にひょっこり顔を出す蕾さん。 そして薄く柔らかな膜の中に種がぷりぷりと育ちだす姿には、鼓動ドキドキ💓胸がきゅむん💕と小躍り♬ そんな繊細な膜をやぶって、種ともふもふした毛がふわっと開花。畑に可愛さが溢れる瞬間。 私が美容師ならメニューにコソッと忍ばせる 「葱坊主」

          印刷出来ない色

          きっと、M91%・Y98%+ニス加工とかしたら実際の質感と近づけるのかな?いや、ちゃう!太陽のエネルギーを色で表すことは難しい。 12月に苗を植えた「苺ちゃん」 約半年の間、油粕を補給、草のお手入れ、藁敷きなどを経て5月半ばにようやく収穫。 自分で育てた苺の味わい・色味は、目に心にエネルギーを与えてくれる。出回っているハウス栽培の苺とは別の生き物だと理解。身体に染み渡る甘酸っぱさは、細胞が喜ぶ。 そして、トマトでも、スイカでもない、他にはない苺だけの艶のある赤色。科学

          印刷出来ない色

          うすっぺらくない

          春にはたくさんのお豆さんたちが実り出す。 ・スナップえんどうさん ・えんどう豆さん ・絹さや氏 このお三方、育つ姿はなんとなく一緒にも見える… けど、実り方・食べ方が違う!! えんどうさんは、パンパンに実った中の豆を茹でて食べる。 スナップさんは、鞘ごとプリプリしたお豆も食べれる。 絹さんも鞘ごと食べれる。鞘のシャリっとした歯ごたえが美味。この中では一番薄い。ペラペラに薄い!豆感が少ない。 それぞれ違う食べ方・食感・見た目が面白い。 けど、なぜか絹さんが、

          うすっぺらくない