ビジネスマナーは自分を守るための最強の武器である
書く習慣を身に付ける1週間プログラムに参加しています。1週間プログラムと言いつつ、ゆるりとしたペースで書いているので、今日は5つ目のテーマ
こちらについて書いていきます。
この春、新社会人になったあなたへ。
私は、社会人の働く気持ちを整えていく仕事をしている。企業とお仕事する際は、従業員のキャリア形成のための研修や面談をおこなっているが、コミュニケーションエラーやハラスメントの相談はとにかく多い。
新入社員研修でビジネスマナーを学ぶ方が多いと思うけれど、このビジネスマナーは、働くうえであなた自身を守るマナーである。
ビジネスマナーは誰にでも公平にしていくことで、豊かなキャリアを築いていける、と私は考えている。
よくあるコミュニケーションエラーも
コミュニケーションエラーが大きくなったハラスメント問題も
全て挨拶や報連相などビジネスマナーが疎かになることから始まっていると感じている。
逆を言えば、
どんな嫌いな相手でも
どんな苦手な上司でも
必要最低限のビジネスマナーができていれば、最悪の関係にはならないということ。
あなたは普段どのような挨拶をしていますか?
挨拶をすることは、幼少期から教わっている。
元気に挨拶
笑顔で挨拶
そんなことは、新社会人になってはじめて知ることではない。
さて、あなたは普段どのような挨拶をしているのだろう?
相手の目を見てしっかり笑顔で挨拶している
PCで仕事をしながら、相手の目を見ずに声だけで挨拶している
挨拶はするけれど、朝は眠くて気だるさを漂わせている
嫌いな人には挨拶をしていない
苦手な人には関わらないようにしている
1は、誰もが良い印象を持てるはず。周りからもきっと、いつもしっかり挨拶をしてくれる好印象なイメージを持たれるだろう。
2は、仕事が忙しくなってきたり、いつもの相手にこのような挨拶になりやすいかもしれない。でも上下関係がある間柄だったらどうだろう?
相談をしたくても、忙しそうだから相談できない
→相談をしないで、自分のやり方でやって失敗をする
→報連相を怠ったと、上司から怒られる
そんなことが起こり得るかもしれない。
3は、相手に良い印象は与えられない。やる気がなさそうとマイナスイメージを持たれると、結局自分に返ってきて損をしやすい。
4や5は当然ながらコミュニケーションエラーにつながる。
私たちは普段から「挨拶」はしているけれど、本当に相手に好印象を持たれる「挨拶」を誰にでも公平にしているかと問われると実際はそうじゃないことが多い。
なぜなら、そこには「感情」が伴うからだ。
もちろん、人間だから感情があることは当たり前。
でもだからと言って、その感情をストレートに出すことは、社会人にとってときに損をしてしまうことがある。
挨拶一つにしても、
あの上司は苦手だから
あの先輩に嫌われているから
と挨拶を疎かにすると、コミュニケーションエラーは助長していきやすい。
苦手な相手や嫌われている相手にこそ
しっかり挨拶をする
報連相を徹底する
時間を守る
必要最低限の対応だけして、あとは適度な距離感を保っていればいい。そうすれば、最悪の関係性の状態を未然に防ぐことはできる。
ビジネスマナーは、どのような性格・特徴タイプの方とも公平に関係性を築けていくことができる。あなたがこれから豊かな気持ちで働き続けたいのであれば、なおさらのこと。
ビジネスマナーは、あなたがより良いキャリアを築いていくための、「自分を守る最強の武器」である。
あなたはビジネスマナーについて、どう考えますか?
就職・結婚・出産・転職・異動など人生の過渡期や分岐点だけではなく、いつでも納得感ある仕事人生(キャリア)を育むために、働く気持ちを整えるためのあなたのキャリアパートナー フォロー/スキを頂けると全力で喜びます!!