[対決] 妄想力で人間はAIに勝てるのか
花田油彩と申します。
突然ですが、皆さんはAIは好きですか? 僕は好きでも嫌いでもありません。
まずAIとは何か。
上で示したもの以外にも、chatGPTやAIのべりすと、AIピカソ、作曲AI、就活のES添削など文章や絵、漫画、曲を作成するAIも出てきました。
こんなにAIが出てくると、「AIに全ての仕事を奪われ人類はAIに支配されてしまうのではないか」と嘆き、大袈裟に囃し立てる連中が現れます。
否、否否否否
AIは膨大な情報を学習、整理し、それによりAIなりの最適な解を出します。しかし、AIが人間の妄想力に勝てるとは私は到底思いません!
私、花田油彩は小説を読む際に出てきた情報を元に、頭の中で人物像を具体的に妄想しながら読みます。
また、外を出た際にも気になった挙動をしている人間がいると観察して、その人の性格がどんなものかを小一時間妄想してしまう癖もあります。
このように日夜妄想に励んでいる、自他ともに認める(認めろよ?)、私が人間を代表して妄想力においてAIとどちらが優れているかを対決します。
以下に対決方法と私が見つけた一人の人間の特徴を示します。
・花田油彩による妄想
彼の名は伊藤清史郎、ただただ平凡な男性である。
茨城県で生まれ、高校生までの18年間を、ここで過ごした。
彼の幼少期は良くも悪くも普通であった。
学校の成績は下から数えたほうが早い、運動会の徒競走は5人中の4番目、顔も特筆して整ってるわけでもない、親友と呼べる友達がいない、周りの先生や自分の親からも熱い期待や信頼もない、至って平凡な男である。
高校を卒業するまで、特に変わり映えのない人生をぬらりひょんの歩き方のようにのらりくらりと送った。
そんな彼は大学に入って勉強する気もないが、就職して働きたいとも思わなかったため、高校の先生が持ってきた専門学校のパンフレットの中から、大学の卒業資格も得られる4年制の専門学校に通った。そんな彼にも「俺は本気になれば何でもできる」と根拠のない自信や焦燥感を持ちながら過ごしていた。
そんなことを思いながら特に何もするわけでもなく、いつも通り無気力で専門学校に通い、授業を受け終わったある日、同じ授業を受けていたある男から声を掛けられる。
その男の名は村上塔矢、髪が首のところまであり中性的な顔立ちであった。塔矢はとても優しく接してくれて、非常に話の馬が合った。
ある日、塔矢から「一緒に起業向けのセミナーに行かないか」と言われた。
彼はとても怪しいと思ったが、塔矢のことだから大丈夫だろうと思って一緒にセミナーに付いていった。
セミナーが終わり、彼と塔矢はセミナーを開いた役員らしき人に奥の部屋へと誘われた。そこの部屋には有名人との2ショットが貼られていた。
役員らしき人に「君たちには素質があると見込んで呼んだ、もしよかったらうちの会社に入らないか」と誘われたと同時に「会社のトップの人はバリ島ですごく有名で色んなビジネスで成功している」と次々と凄いことを言われた。
彼は怪しいと思いつつも、ここの会社に入ると、自分も同じようにすごいことを成し遂げられるのではないかと思った。
塔矢は、この一回きりで行くのをやめたが、漠然と興味を持った彼は、事務所に通うこととなった。
事務所通い始めて1ヶ月、会社として初めての業務を任された。その業務とは友達への勧誘であった。役員らしき人は「組織を運用するためには数がいる、だから勧誘をするんだ」と言った。
そこで怪しいと思った彼は勧誘をするふりをして免れようと思うが、許されるはずがなく脅されながらも勧誘を行っていた。
誰彼構わず、勧誘をしていたため数少ない友達の信頼も失い、両親、親せきからも見放された。
抜けたいと思っても抜けることができず、だれにも助けも求めることができず勧誘をしているのであった。
AIによる妄想
※chatgptに「以下の特徴より出生から現在にかけての人生を具体的な事象を交えて推測しなさい」という条件で出力してもらった。
彼は22歳にして、つくば駅から秋葉原へ向かう電車の中で、過去と未来を胸に抱えた青年だった。目の奥には、学びと好奇心が詰まった光が宿っているようで、これからの冒険への準備が整っているような気がした。幾多の日差しと風に触れてきた肌は、若干の日焼けをしている。それは彼が屋外で活動することや冒険を愛することを物語っている。ある日の山岳地帯でのハイキングで、彼は右前腕に傷を負った。その小さな傷跡は、生きる力強さと過去の思い出を刻みつけていた。
彼は肩幅が広く、腕には軽い筋肉が見られるが、全体的には体格は細く、決して細すぎず太すぎない。その体つきは、野外でのアクティビティを楽しむことによって鍛えられてきたのだろう。
白いシャツに黒いワイドデニムのパンツという格好は、彼の個性的なセンスと自由な精神を象徴している。一番上のボタンを外し、風を感じながら列車の中で本を読んでいる姿勢は、知識とアートへの探求心を示している。
そして、その首にかけたイヤホンは、音楽と哲学の世界への入口であり、彼の内なる声を励まし、洞察力を深めている。彼が持つ『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の本は、未来への思索と疑問を抱えた青年の魂を映し出している。
これまでの経験や興味が交錯する彼の人生は、電車の揺れとともに穏やかに進んでいく。それぞれの特徴が、彼の心の中で独自のメロディを奏で、人生の旅路を照らしていた。
・判定員による感想
※判定員にはAIの妄想をAとし、花田油彩の妄想をBとした。
①友人A
判定結果:B
感想:どっちがありそうかと言えばBかな。
Aの文章みたいな若者はそうそういない。
②友人B
判定結果:B
感想:Bです!
Bの文章は一連の流れがあって分かりやすく、時系列に沿ってるのも良かった。
Aの文章は情報のつながりが薄いからBの文章よりもイメージしにくかった。
③友人C
判定結果:B
感想:Bの方がありそうやね。
Bの文章は実際のマルチの手法そのまんまで笑った。
判定結果により
みなさんいかがでしたでしょうか?
私は、この記事を書くにあたって初めてchatGPTを使ったのですが、綺麗に推敲された文章がすらすらと出力されていくのを見て驚嘆しました。
数多の大学でchatGPTを使ってレポートを書きだす大学生と、それを抑制する教授たちとのいたちごっこが多発することを想像してしまいました。
AIは非常に便利であり、インスパイアや
アイデアをひらめくのに最適なツールとして
利用するのであれば、とても良いと感じました。
この先の人生を生き抜くために、
無知のままAIに使役される立場ではなく、
AIを賢く使役する立場に付くのが重要だと思いました。
あ、ちなみに
この対決の判定が気にくわない方もいらっしゃると思いますが、反対意見や誹謗中傷は一切受け付けてりません。
この結果が全てです。
文句を言う腐れ外道でコバエがプンプンたかる野郎は、この先
を過ごすことが決定しました。
それではさようなら。
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