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目目

意外な見た目をした君と
砂漠と踊る猫
今時の被り物と滲む汗が
マッチしている
迫る様な暑さに君は嘘を付けない
知っている
口から出る物に
人が行き着く電車の中で
嘘を付き続けたい
貴方の枕から
愛している匂いがする
弱さより強さが勝った時
生きてると
実感するの
いつか君がくれた物が
眠りに着き大きくなるから
用事が無くなった不安を捨てたくて
閉じ込もった
相応しい意味の途中
新しい日々が始まったら
誰よりも長い嘘をついて
左手で開けるドアは
窓よりも開かなくて
後頭部から見える肌色
意識していなかった
だれかのために
生きてみたい
抑えきれないこの感情が
左手を
時間が生む思い
傷つかない明日より
二度と手に出来ない昨日が

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