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自分だけの本当の理想はなんだろう

無理に描く理想より
笑い合える今日の方が
ずっと幸せね

愛をこめて花束を
Superfly
作詞:越智志帆・多保孝一・いしわたり淳治

 読書の秋、食欲の秋、芸術の秋など、秋は他の季節と比べると○○の秋と言われることが多い気がしますが、なぜなのでしょうか。
 私は1年ほど前からウクレレを習っているので、芸術の秋がいまの自分には合っている気がします。
 冒頭の詞は、先生と相談をして決めた次の課題曲、『愛をこめて花束を』からのものです。

 以前から好きな曲で、音楽ダウンロードサービスで購入をした記憶があるのですが、どこに保存をしたのかを忘れてしまったので、再度ダウンロード購入をしました。
 以前はただ音楽が聞けるだけだったのですが、今回は曲に合わせて歌詞を見ることができ、便利な世の中になったなぁと思いました。

 不思議なもので私は、歌で聞いている歌詞と、文字として読む歌詞では、受ける印象や思い浮かべる情景が異なることがあります。
 初めてこの曲の歌詞を読んでみて、あらためていい曲だな、好きな曲だなと感じました。
 心に響いた歌詞はいくつかあるのですが、今回はその中でも特にぐっときた歌詞を採り上げました。

 インターネットが発達した影響もあり、他人の成功や、キラキラした人生を目にする機会が多くなりました。
 アップされているものが全てではないし、それはキラキラした瞬間を切り取ったものだと頭ではわかっていても、どうしてもそれらと自分を比べてしまう。
 そして、本当は求めていない理想を無理に描いてしまい、それが自分の理想だと自分自身に思い込ませてしまう。
 本当は、誰と比べるでもない、ほんの些細な幸せが理想なのかもしれないのに。
 たとえば、『笑い合える誰かが隣りに居てくれる今日』を過ごすことが理想かもしれないのに。

 また、私達は子どもの頃から、学校や社会、場合によっては家庭から、数々のことを求められてきて、それをクリアすることが『良い』とされて育ってきました。
 必ずしもその全てが悪いとは言い切れませんが、あまりにも『他者からの要求に応える』経験が多すぎるのではないかと思います。
 そんな経験しかしてこなかったので、当然『理想』も、他者からの要求に応えたものになることが多かったのではないでしょうか。
 「こう言えば親に褒められる」「この答えだと高い点数をもらえる」「こういう答えは上司受けがいい」そんなように。

 他者と比べるでもない、他者から求められるでもない、本当の自分の描く 『理想』とはいったいどのようなものでしょうか。
 この歌詞から、そんなことを考えました。

 自分だけの本当の理想はなんだろう
 正解や答えを自分の外に探し求めてしまい悩んでいる方
 他者からの要求に応えすぎて本当の自分がわからなくなってしまい苦しんでいる方
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