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実践研究者の道⑤‐非日常からの問いかけ(夢)

 自分自身の生き方、あり方の選択、それはこの数年は「私であって私でない感覚」に従って決めている。
 それは、アメリカ先住民居留区での20数年以上の深い体験からもたらされたもので、その多くは夢や問いかけ、インスピレーションとして独特の知覚に入った際に降りてくる。
 こうして書くと非常に怪しいけれど、自分自身は「日常」と「非日常」のバランスを生きることが大切だと思っている。日常だけに生きれば自身の生きる意味を見失い、非日常だけに生きれば日常には根づけないしビジョンの実現化はできない。

 次のまちづくりの方向性の画(助成金申請書)のめどが見えた朝、意味深い夢を見た。

 「自分自身の次の道として迷っていた大学院の行先となる場所で教えを乞う先生方から面談を受け志望動機を聞かれ話している。そこにはなじみの院生もいて、なぜか仕事の話もいただく。」そんな夢だった。

 いつも一つの物事がおわりを迎えようとする頃、次の方向性を見せられる。

 ただ、その時期は現実には助成金申請〆切がかなり迫られていて、次の行先となる大学院に入るためにもまずは相当高いハードル(試験)をパスしないといけない、そんな状況だった。
 
 ただ、その夢を通じて、その道は個人を高みにあげるだけでなく、全体にも影響していること。大きな歯車が全体を次の段階へ向けて動かし始めている感覚を受け取っていた。

 そして、先週、すきま時間に勉強を重ね、幾度かのチャレンジを経ておかげさまで第1関門である「英語の試験」をパスした。また、次年度、次の行き先となる大学から仕事のオファーをいただくこととなった。

 その選択が間違っていないとき、いつもそこには絶妙なシンクロが生まれる。

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