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続実践研究者の道⑩‐次の険しい山を前に 

「修論と博論は山の険しさそのものが違う。」
 次の研究の方向性を見定めるため様々な分野の研究者の方々へアドバイスをいただきに伺った際に一様に言われた言葉。
 博士後期に向けた口述試験(面接)においてもそのことを聞かれることとなった。単に修論の研究方法を延長するだけでは不十分で何段も上げていく必要がある。

 次の険しい山を前にまず準備していくことは3つ。
①  英語力を日常会話レベルから学術レベルまで高める。
②  研究対象を海外研究、他地区の事例へと広げる。
③  社会調査や量的調査など研究のための様々な手法を身に着ける。

①  英語に関しては毎年の渡米時期だけでなく英語を日課とし、かつ大学院の授業や修学支援を活用しTOEIC、アイエルツ何点と具体目標を決める。また、英語の文献を読んでいく癖をつけ学びを重ねる。

②  に関しては今年の渡米の際に今後の海外研究先の一つを訪れ比較先となる海外の研究エリアを開拓する。

③  に関しては研究者として立っていくうえで基本の部分を授業や科研への参画を通して学んでいく。

そのほか、先行研究として常に文献を読み、かつ情勢の変化をつかんでいくため施策の変化をとらえつづけるのはあたりまえとしてやる。

この学びは自身だけでなく、地域にも全体にも還っていく。

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