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西野エンタメ研究所に入会してから退会までのまとめ

2020年3月9日に西野エンタメ研究所を退会したので、入会から退会までの流れをまとめてみる事にした。

ご本人がエゴサーチしてるかもしれませんが、興味がある方はご参考にして頂けたら幸いです(^-^)

まずは入会理由から辿って行きましょう。

■入会理由

①以前から「えんとつ町のプペルの個展」が気になっていたのと、たまたま読んだホリエモンと共作の本「バカと付き合うな」が面白かったから。

②サロンメンバーと繋がって何か面白いことができそうだったから。

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2019年7月15日

西野亮廣さんのアート活動は以前から知っていましたが、そんなこんなで入会。入会した当初はROM専門で、1ヶ月程はメルマガだけを読みながら、このオンラインサロンに入ると何が起こるんだろうと、「少年ジャンプ」を楽しみに待つ少年のように期待に胸が膨らんでいた。

ちなみにオンラインサロンの料金は月額1000円です。

2019年8月20日

東京タワーでの西野亮廣絵本展に行ったのをキッカケに、オンラインサロンに初投稿。徐々にオンラインサロンの使い方を理解していった。たまたまサロンメンバー限定のイベント情報が流れて来たので、メンバー限定飲み会のチケットをクラファンで購入した。

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2019年9月21日

とある美容室で開催されたサロンメンバー限定の飲み会に参加。100名近いメンバーが集まり、西野亮廣の話を聞いたりメンバー同士で交流した。流れで、ホームレス小谷から「天才万博2019」のチケットを購入した。

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2019年12月15日

「渋谷フリーコーヒー」のオープン初日に店に行った。サロンメンバーらしき人が多数来店していた。

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2020年12月28日

「天才万博2019」に参加。独特の空間で全く知らないアーティストのライブで盛り上がった。万博というよりは、内輪の忘年会だった。

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2020年2月3日

ミュージカルえんとつ町のプペルを鑑賞。ミュージカルの出来は今ひとつだったが、オフ会は近くの居酒屋でサロンメンバー50名ほどが集まって盛り上がった。

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2020年3月9日

「西野エンタメ研究所」を退会した。

それではここまで継続した理由をみていきましょう。

■継続理由

①元々、試しに入ってつまらなかったら、すぐ退会しようと思っていたが、天才万博のチケットをノリで購入したので2019年末まで契約を延長した。

②ミュージカルえんとつ町のプペルのチケットを購入したので、2月末まで契約を延長した。オフラインイベントなどが定期的に仕掛けられていたので、契約が延長された。

③メルマガを読んでコメントを投稿するのが習慣になっていたので、契約が延長された。

④お客さんを主人公にさせて楽しませるというコンセプトに惹かれので、契約が延長された。

主にこの4つが入会し続けたていた理由です。

では逆に退会理由をまとめてみましょう。

■退会理由

①オンラインサロンのサービスは基本的にはメルマガを読むのがメインなので、サロンメンバー同士の交流がほとんどない。

②オフラインイベントがないとそもそもメンバー同士が繋がる機会はなく、その機会は不定期で少ない。また、サロンメンバー同士で繋がったからといっても特に何かをする訳ではない。

③オンラインサロンのサービスを受けるのと西野亮廣の夢を応援する事がゴッチャになっていて、自分の目的とはマッチしなかった。西野亮廣自身、「ディズニーを倒す」事を目標にしていて、その目標を達成する為にサロンメンバーにクラファンなどで支援してもらう事が前提になっていた。

④入会してから半年程経過した辺りから、サービスに飽き始めていた。サロンメンバーと繋がって何か面白い事が出来るかもと期待したが、特に何か面白い事が起きる訳ではない事がハッキリした。

⑤オンラインサロンの売りは「西野亮廣とその仲間達の物語」であるが、観ているだけで自分もその物語に参加した気分にはなれなかった。実際に参加するには、クラファンで参加する権利を買わなければならない。

⑥オンラインゲームや体験型ゲーム全盛のこの時代に、アナログの絵本や受信型のメルマガというコンテンツだけでは、インタラクティブ性が弱かった。ゲームは自分で自由に操作したりカスタマイズしたり出来て、自分を主人公にして楽しめるが、えんとつ町のプペルなどの西野エンタメは、「自分自身を主人公にして楽しめるインタラクティブコンテンツ」までには至っていなかった。

⑦西野亮廣のエンタメのコンセプトには共感は出来たが、「本質的な面白さ」を感じなかった。ゲームのアートワークや世界観は素晴らしいのに、実際プレイしてみたら糞ゲーだった時の感覚に似てるw

⑧お客さんを主人公にさせると言っていたが、結局は西野エンタメ研究所というオンラインサロンの主人公は、あくまで西野亮廣でありお客さん自身ではなかった。その不満がどんどん溜まっていった。

⑨オンラインサロンという閉ざされたコミュニティの中には独自のルールや空気があり、それにそぐわないコメントをすると削除される。つまり、西野亮廣によって言論統制されている部分があり、西野亮廣による独裁的な運営が行われている。だんだんとそのコミュニティの実態が閉鎖的な村社会のように感じ、怖さを覚えると同時に息苦しさを感じた。

⓾オンラインサロンから発信される西野亮廣の思考や価値観に「可処分精神」を奪われる。西野亮廣のアンチでも何でもないが、毎日オンラインサロンの投稿を読んでいると、自分が自分でなくなる感じがした。真面目で純粋な人はマインドコントロールされる可能性が高い。

■まとめ

・西野エンタメ研究所は、月額1000円で西野亮廣のメルマガが楽しめて不定期なオフラインイベントもあって、そこそこ楽しめた。

・しかしながら、最大の売りである西野亮廣の物語とその作品にインタラクティブなエンタメ性を感じられず、メルマガの内容も繰り返しが多い為、だんだん飽きてしまった。

・さらにそこからチケットを購入してイベントなどを楽しめますが、金額の割に内容が面白くなかった。

・ただ、西野亮廣のディズニーを倒すという熱量と努力量は本物でした。それが自分事として楽しめる人にはいいかもしれませんが、自分の目標ややりたいことがある人は、西野亮廣の夢を応援するお金と時間は自分自身に投資した方がいいと思いました。

・結局は、西野エンタメ研究所というオンラインサロンに入っても、自分自身のやりたいことが出来たり自分自身が主人公になるサービスではなかった。WinWinというよりは、お金を貢いだ人が勝つ仕組みだった。

・西野亮廣自身も言っていたように、オンラインサロンは「西野亮廣を崇める宗教」でもあるので、そこに価値を見いだせないと楽しめない所でした。

・これからの時代は可処分精神の奪い合いになると言われていますが、可処分精神を「人とのつながり」と定義した場合、西野エンタメ研究所というオンラインサロンは、「サロンメンバーとのつながりは弱い」が、「西野亮廣とのつながりが強い」プラットフォームだと思いました。

・そのプラットフォームにゆるくつながる分にはいいと思いますが、そのコミュニティの教義や価値観に縛られすぎて自由が失われ、自分本来の個性が発揮できなければ、それは自分の人生ではなく他人の人生を生きてしまう事になりかねない。

・西野亮廣の偏った考えや価値観に支配される。同調圧力が高いコミュニティでマインドコントロールされる危険がある。結局、「バカとつき合うな」という原点に立ち返る事になった。

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■結論

9ヶ月程利用したが、期待したほどのサービス内容ではなかった。満足感よりも失望感の方が大きかったですね。

それと、西野亮廣さん独自の成功体験に強い生存者バイアスを感じました。

生存者バイアスとは、生存した(生き残った)もののみを判断基準とすることで発生してしまう評価・判断の誤りを指す言葉であり、特定の手法などを評価する際に、少なくない脱落者の意見や失敗例を考慮せずに最終的に生存した一部の成功例のみを評価してしまうことで発生すると言われています。

「成功者がとった手法や戦略は、その人にとっては適合するものであった可能性が高いが、自分にとってはそうとは限らない」

ですので、盲信しすぎるの危険だと思います。

結局は、オレの方向に合わせろオマエラっていう西野ワールドが気持ち悪かった。
それに、ギブandギブという西野亮廣の考え方が打算的で自己中心的に感じてしまい、何だか利用されてるような気分になりました。

最終的にはコメントを削除されたりしたので、人間的に好きになれなかったです。

ディズニーを倒すという壮大なビジョンで人々を引きつける手法も、「世界」「平和」「愛」など壮大なビジョンを語りたがるカルト宗教の常套手段であり、それをベースに「夢」「自己実現」「主人公」など甘い謳い文句を語りメンバーに無償の労働や高額寄付させる事が多いのも特徴です。

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常に、物事を何かするのであれば、成果は何かを明確化して、その成果を何が何でも上げる、上げるためにはどうするか。具体的にどんな行動をするか。そして行動をしただけで納得しないこと。結果につながらない行動はするだけ意味がないと思います。
結局は、オンラインサロンに入っても、自分にとっての時間と自由が奪われてしまっては意味がないという結論に達しました。

自分の道は自分で切り開く、そして、最終的には自分自身の成功哲学や理念を構築していくしかないのだと思います。誰かに依存し過ぎる人生は自分の人生ではない。それを悟らせてくれたので感謝です(^-^)

西野亮廣さんの今後のご活躍をお祈り申し上げますm(_ _)m

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