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【インドネシア】赴任前に子どもたちが日本の友達から聞かれたこと。

2023年春。
家族でインドネシアに赴任しました。
子どもは小学生2人です。

インドネシアに引っ越しすることは、社内で内示が出た後から少しづつ伝え始めました。子どもたちの習い事や学校関係、身近に人に少しづつ。

私の個人的な知り合いは、私のペースで伝えたらいいのですが、子どもの友達の保護者に伝えるタイミングは、子ども同士のやりとりもあるので、意識して配慮していました。

基本的には子どもたちが自分で友達に言うタイミングを待っていましたが、子どもたちがあまり自分から言いたがらない時もあったので、保護者としての仕事や役割の関係でどうしても子どものタイミングを待てないときは、事前に子どもたちに了承を得た上で伝えたりしていました。

今日は、そんなふうにちょっとつづ伝えた中で、子どもたちや親の私が聞かれたこと、そのやりとりを通じて感じたことを残しておこうと思います。

「インドネシアに引っ越すよ。」と言ったその時に・・・

ほぼ100%びっくりします。
まあ、そうですよね。
私も友人がそう言ってきたらびっくりしますから。笑。

そして子どもたちが友達から返される質問たちは、大体こんな内容です。

「インドネシアってどのあたり?」
「何語なの?インドネシア語話せるん?」
「どこに住むん?」
「何年いくん?」
「食べ物ってどんなの?」
「学校どうするん?」
「どのくらい時間かかるん?」

正直、良くも悪くもインドネシアは、
アメリカやヨーロッパのようにイメージが先行していないので、
まずどこにあるのかを地図で調べることから始める人が多い印象です。
そして、もれなく我が家もそうでした。

お別れに向けて受け取ったたくさんのモノ。

引っ越しが近づくにつれて、子どもたちはたくさんのモノを受け取っていました。
所属していたチームやクラス、近所の子達からのメッセージ集、動画、写真。
そして個人的に用意してくれたプレゼントやお手紙。

我が家の子どもたちもお手紙書いたり、遊びに来てもらったり、お泊まり会したり。引っ越し直前の1ヶ月は春休みだったこともあり、毎日精一杯友達と遊んで過ごしていました。

こうやって日本から離れた今、子どもたちが特別その時の思い出を語るわけではありません。でも、きっと心のどこかで我が家の子どもたちの根底を支えてくれているんだろうと思っています。

こんなプレゼントやお手紙の用意を、裏で支えてサポートしてくださった保護者の方々には感謝してもしきれないくらい。本当にありがとうございます。

我が家の経験が誰かの何かのきっかけになるのかもしれない。

こうやって、引っ越しをするにあたって一つ感じたことがあります。

インドネシアに引っ越しをするのは私たち家族だけだけど、もしかしたら我が家の経験が、子どもたちの友達の、そしてその家族の何かのきっかけになるのかもしれない。ということです。

インドネシアってどこにあるの?って親子で一緒に調べてくれた家族。
どんな食べものあるの?って興味を持って調べてくれたママさん。
インドネシア語で「バイバイ!」ってお手紙を書いてくれたお友達。
手紙書いてね。ってわざわざエアメールの封筒用意してくれたお友達。

そんな人たちの中に、インドネシアという国が、日本の外に行くということが、少しでも身近になる。そしてその人のこれからのキャリアの何かほんの一つのきっかけになる可能性があるのだとしたら、それはとっても嬉しいことだなと思うのです。

・・・・

今日は、子どもたちの友達やその家族とのやりとりを通じて感じたことを残してみました。

誰のどこのdotになるのか、今はまだわかりません。
だた、将来振り返った時に「ここが今につながるdotだった。」そんな風に思える日が来るかもしれないな。そんな少しの可能性をここに残しておこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。