見出し画像

⑯ECサイトのおひっこし

 2022年から独自ドメインの自社サイトへ完全移行しました。プラットフォームは当時同じような状況から移行する人の多かったShopifyを選びました。売上額が平均して2〜30万円ある店舗であれば33.0$の月額利用料を支払ったとしてもクレジットカードの決済手数料が3.4%なので、BASEの売上ごとにかかる6.6%+40円(3.6%+40円の決済手数料と3%のサービス利用料)よりも全体の手数料が安くなります。BASEからデータをダウンロードしてShopifyにインポートすることができたのでなにもかも白紙に戻った感はありませんでしたがなにもかもすぐ使えるようになったわけではありません。決済方法は多ければ多いほどコンバーションも上がると聞きましたからどんどん追加しました。クレジットカードのほかAmazon Pay、Paypalなどを使えるようにしました。キビズではインストールしていませんがコンビニ決済やQRコード決済も追加できます。Amazon Payは入力が省略できるのがメリットですが、店舗側に届く情報も限定され特にギフト注文が分かりづらく手数料もいちばん高いです。店舗側としてはキビズのオンラインストアにアカウントを作成してクレジットカード情報を登録していただくことがいちばん分かりやすいですが、強くおすすめするようなことはせず自由に選んでいただいています。ノーコードでECサイト構築とはいえ、自由度が高く簡単ではありませんでした。たまにどうしてもカスタマイズしたいところがあるときだけ見たことのない言語の画面を開きgoogle検索しまくって得た意味のわからない文字列をコピーして野生の勘でそこにペーストしました。わたしは手描きのデザイン画を写真にとってメールに添付してきたような人間です。得意な作業ではありません。しかし異様なやる気というものはときにあらゆることを凌駕します。そのようにして完全自作した愛おしいECサイトが現在も稼働中の「kibisbakeshop.com」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?