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私なりの銘柄選定法③:決算書 #ゼロから資産運用レポート

こんにちは。初心者向け金融サイト「マネとも!」ライター/ディレクターのかめです。

このnoteマガジンでは、以下の内約でポートフォリオを組んで、ゼロからしっかり資産運用できるか、レポートしていきます。

▼内約
ロボアドバイザー「THEO+docomo」:10,000円
投資信託「ひふみプラス」「ひふみワールド+」:5,000円

残りの5,000円は「日興フロッギー」で国内株式投資

それで、株式投資の銘柄をどのように選んでいくのか、ということなんですけど、具体的な銘柄選定方法は現状以下の4つの分析から行っていきます。

景気/業界情報
ビジネスモデル
決算書
公式HPやメディア掲載等の定性情報

前回は、ビジネスモデルについてお話しました。

今回は、もっとも肝心な決算書についてお話します。

究極、決算書から全てが見える…らしい

決算書のイメージって売上とか利益が書いてある、なんかやたらと数字がズラーって並んでいる感じですよね。

そんな数字の羅列から何分かんねんって思うんですけど。

いろんなことが分かります。

というか、売上や利益って文字通り氷山の一角。

そこから掘り下げていくことで、その会社の経営体制から、将来何に投資しているのか、どんどん見えてくるんです。

例えば、売上1000億円の企業があるとします。

一見、1,000億円も売上がある会社って良い企業に見える気がします。

でも、利益が1,000万円だったらどうです?

いくら規模が大きくても、全然稼いでないと何も意味がありません。

ムッキムキの大男が、マンモス一頭を狩ってきたけど、実はそのマンモスを狩るために備蓄していたマンモス一頭分の肉を食べていたような感じです。

じゃあ売上1,000億円で利益が500億円だとしましょう。

売上の半分も利益を出しているので、すごい優秀に見えます。

しかし、手元に残った現金が1,000万円だとどうでしょう?

マンモス0.5分の肉を食べて、マンモス一頭狩れたのは良いけど、協力してくれた仲間に、狩れたマンモスの肉でお返しして、自分の肉が一切れしか残らなかった感じです。

こんな感じで、会社はただ売上や利益がたくさん上がれば良いわけではなく、それらをどのように生み出したのかを見定めるために決算書が必要なのです。

決算書を構成する財務三表

この決算書は具体的にどのような構成になっているのか、ちょろっとだけお話しします。

決算書はおもに

損益計算書
賃借対照表
キャッシュフロー計算書

以上の3つで構成されます。

簡単なイメージを言うと

損益計算書:体力テスト
賃借対照表:健康診断
キャッシュフロー計算書:血液検査

こんなイメージです。

損益計算書は、まさに売上や利益に関する表です。会社の成績表です。

学校で毎年やってた身体能力を測る体力テストに似ています。

賃借対照表は、その成績をどのような状態で出したのか、会社の資産構成を表したものです。

体力テストの成績は良かったけど、筋肉量や骨密度など、成績に出すのに重要な体の状態を診るような感じです。

そして最後のキャッシュフロー計算書は、会社の現金(キャッシュ)の流れを意味します。

極端に言うと、損益計算書は紙面上の情報で、キャッシュフローは実際会社がどれくらいお金を持っているのかを表します。

したがって、身体を作るために必要なエネルギー運んでくれる血液がイメージに近いのです。

こんな感じで、会社の決算を読むためには、この財務三表をうまく活用して見定めていきます。

決算書の読み方の学び方

で、決算書は財務三表を読んでいくことが分かったけど、具体的な読み方は分からないと意味ないですよね。

現状、私なりの決算書の学び方について共有したいなと思います。

まず、決算書が読めることで何が分かるのかを簡単にしれる本として

会計士は見た!」シリーズ

はおすすめです。

公認会計士が日本を代表する会社で起こった事件や成長している会社はどこが優れているのか、決算書からどう読み取れ方法を分かりやすく解説してくれています。

実際に決算書を読むために必要な知識については、図解を交えた本を読みました。

いろんな本が出版されていますが、私は「知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!」がとても見やすかったです。

(上の財務三表の例えはこの本からパク…参考にさせていただきました。)

さらに、決算書より深く読むためにも、収益モデルも織り交ぜながら解説してくれているのが「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」です。

私はこの本を読んで、ビジネスモデルの理解がめっちゃ大事だなって気付きました。

この本の著者であるシバタナオキさんは、YouTubeでも決算書解説していらっしゃるので、決算書をどう読むのか簡単に掴みたい方はおすすめです。

あとはひたすら決算書よむだけ…!

ここまでインプットできたら、あとはひたすら実際の決算書を読むだけ…!

ひたすら毎日、調べながら決算書を読んでいきます。

ぶっちゃけ、大変です。笑

でも、私の場合は数字を読み解く面白さに気づいたので、決算書を読みつつ、noteで共有していきます。

さいごに

このnoteマガジンの名前の通り、私がゼロから運用するので、知識や知見は浅はかです。思い込みもあります。

なので、ご意見やご指摘があると、とても嬉しいです。

参考になる文献も教えていただけると、絶対読みます。速攻でAmazonでポチります。

ゼロからなので、どんどん新しいことを学ばないといけないので、コメントいただけると、とても勉強になります。

みなさんと一緒に、資産運用について考えて行けたらと思っています。

ここまでご一読いただき、ありがとうございます。

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