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地域の新たな活動づくりへ おかまちキックオフミーティング(7/11(日))開催報告

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 取組開始から4年目を迎えた「みんなの富岡・能見台 丘と緑のまちづくり」(通称「おかまち」)では、「地域創発リーディングプロジェクト」を基にした活動を始めるにあたり、7月11日(日)に「おかまちキックオフミーティング」を開催しました。
 今回のミーティングの目標は、各プロジェクトを推進するチームづくりと、各プロジェクトがまず目指す方向性、ゴールの設定です。当日は参加者の自己紹介からはじまり、その後、プロジェクトごとに活発な意見交換が行われました。
 「地域創発リーディングプロジェクト」は、地域、企業、学校、行政の4者が、みんなでチカラを合わせて進めていく取組です。キックオフミーティングには、地域からの参加者に加え、横浜市と京急電鉄のスタッフ、そして大学生が参加しました。4者が対等な立場で、それぞれが持っているアイデアを出し合いながら話し合いを進めたことで、各プロジェクトが目指す方向性が固まりました。
 富岡地区は2つのプロジェクトが、能見台地区は3つのプロジェクトがいよいよ動き出します。今回は、各プロジェクトが話し合った様子をお伝えいたします。

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チームづくりの様子(1)

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チームづくりの様子(2)

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チームづくりの様子(3)

【富岡地区】
「空き家WANTED!まちのあちこち拠点づくりプロジェクト」

 空き家WANTED!まちのあちこち拠点づくりプロジェクト(以下、拠点づくりPJと表記)には、町内会、商店会の関係者や、横浜国立大生など、多様なメンバーが揃いました。プロジェクト名には、空き家WANTED!を掲げていますが、空き家・空き店舗情報は、プライバシーに関わる問題もあり、実際に探していくのは至難の業です。既存の取組を参考にしつつ、メンバーで話し合った結果、まずはこのチームでできることから取組んでいくことになりました。
 拠点づくりPJは、「おかまちフォーラム(6月13日開催)」で横浜国立大生が実施した「電動小型カートを移動する地域の拠点として活用するまちなかーとの展示」や、「電動小型カートの試乗体験」イベントを継続しながら、参加メンバーのできる範囲で新しい取組を目指していきます。今後は、活動自体のPRを兼ねて、道行く人に見てもらえるよう屋外ミーティングを重ねていく予定です。

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拠点づくりPJのミーティング結果

【富岡地区】
「富岡情報プラットフォーム・拠点づくりプロジェクト」

 富岡情報プラットフォーム・拠点づくりプロジェクト(以下、富岡情報PJと表記)は、「情報発信」の活動を具体化していくためにメンバーの「やりたい」ことを中心に話し合いを進めることになりました。例えば、町内会役員のメンバーからは、「地域内の若い世代に町内会の魅力や活動内容を伝えたい」という意見が挙がりました。他にも、「地域外の若い世代にまちのイベントや地域の魅力的なお店の情報を届けたい」「つながりを求めているお父さん、お母さんや地域の高齢者、町内会がつながれるイベント情報を届けたい」など、さまざまな意見が挙がりました。
 情報発信は、情報を届ける対象によって、どのような情報を、どのように届けるか、が異なります。まずは情報発信の対象をアクティブ世代(大学生、子育て世代、ファミリー等)とリタイア世代の2つに分類して、対象となる人たちのニーズをみんなで探っていく予定です。

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富岡情報PJのミーティング結果

【能見台地区】
地域×地元産業で子育てしながらワクワクする仕事ができるプロジェクト

 地域×地元産業で子育てしながらワクワクする仕事ができるプロジェクト(以下、地域でお仕事PJと表記)には、横浜市金沢臨海部産業団地を基盤に活動するNPO法人Aozora Factoryのメンバーが参加されました。その方からの提案も踏まえAozora Factoryと連携し、産業団地と接点を持ちながら具体的な活動ができないか検討することとなりました。但し、工業団地だけでは働き方のパターンが限られてしまうため、産業団地だけに絞らず、さまざまな企業や商店街なども視野に入れて、働く場を考えることになりました。
 まずはこれらの働く場や、能見台で働きたい人の声を聴きながらコンセプトづくりとしくみのイメージづくりを年度内に行うことを目標に定めました。今後は、月1回程度の会合を重ねながら一歩一歩着実にプロジェクトを前に進めていきます。

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地域でお仕事PJのミーティング結果

【能見台地区】
工作だけじゃない!工作から始まる「よりみちDIY能見台」プロジェクト

 工作だけじゃない!工作から始まる「よりみちDIY能見台」プロジェクト(以下、よりみちDIY-PJと表記)には、釜利谷市民の森・金沢自然公園で活動するNPO法人かなざわ森沢山の会に所属する方が参加されました。竹を使った工作ワークショップなら経験があり、また子供でも参加できる、ということでよりみちDIY-PJは竹を活用した工作ワークショップの開催を短期的な目標に設定しました。竹を活用した工作は、年代を問わず誰でも参加でき、竹トンボ、菜箸、竹ぼっくり、お皿、靴べらなど、さまざまなモノづくりができます。今後は、11月頃のワークショップ開催に向けて、月に1回程度の打ち合わせをしていく予定です。
 また、今回は工作の要素が強いワークショップとなりますが、よりみちDIY-PJは工作だけではなく、手芸なども含めて幅広い内容を含めて活動したいという方向性を共有しました。DIYをはじめとした幅広い活動を通じて、まちへの愛着や人々の交流、つながりを育んでいきます。

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よりみちDIY-PJのミーティング結果

【能見台地区】
みんなの能見台 ミライ基地プロジェクト

 みんなの能見台 ミライ基地プロジェクト(以下、ミライ基地PJと表記)は、参加者の数がもっとも多く、エネルギーが満ち溢れたメンバーが揃いました。ミライ基地PJは、能見台にある土地を活用し、地域のさまざまな拠点となるミライ基地づくりを目指すプロジェクトです。そのうちの一か所、京急電鉄の社有地では、拠点として活用できる場所というイメージを地域のみなさまにももっていただけるような活動をしたいということで、ミライ基地PJは、社有地(空き地)を活用したお試しイベントからはじめることになりました。大々的に宣伝して一般の来場者を集めるのではなく、まずは、メンバーの家族や友人、知人を集めて小さく使ってみます。今後は、他のプロジェクトと連携も視野に入れながら、お試し企画のアイデアを練り上げていきます。

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ミライ基地PJのミーティング結果

 次回は、プロジェクトごとに行っている打ち合わせの様子をご紹介します。
地域創発リーディングプロジェクトは、はじまったばかりです。
 プロジェクトに参加してみたい、話を聞いてみたい方は、おかまち運営事務局までご連絡ください!

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おかまち運営事務局
メール/machizukuri_c62@keikyu-group.jp

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