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あるこーる入院日記 その22

2023年2月2日(木)

6時43分おはようライン。
こっちは雪降ってるなぁ

LINEを開いたのは9時過ぎ、昨日より更に起きるのが遅くなってる私。
外は日差しが明るい、でも、雪積もってるんだよねー

1時間程度、家の掃除。猫のトイレ掃除。
日が照っているから、外に洗濯物干そうかと思ったけど
突風が吹くのでやめておく。

昨日見つけた『アル中みっちゃんの節酒記録』と言うブログが面白い。

午前中はほぼこれを読んで終わってしまった。
いやでも読んで良かった。
当事者のなぜ酒を飲むのか、なぜ止めないのか、どうしても節酒を選ぶのか。
時系列の日記形式なので、理解ができる。
そこがすごい。
1番凄いのは、いつの間にか1日断酒のチャレンジをしていて
節酒よりも、断酒の方が楽だと言う結論に至る事。
みっちゃんさんは断酒会には参加していないのに
結局お酒をやめるのは、今日1日やめようの精神
それがみっちゃんが断酒はしない節酒するんだという決意だったことに
最後に気づいて感動した。


私は夫に退院したら、断酒1択でしょうと思っていたけど
それは、本人の問題に、他人が口を出しているだけの事
やられたら嫌だし、余計に反発したくなる。
夫が退院を決めて退院したら何をするのか、私はそれをちゃんと聞いて理解して見守っていくことしかできない。
でもそうやって寄り添っていこうと思った。

夜8時に電話。
事前にメモを作っておいて、聞きたいことを忘れないようにする。
それと、クラフトの3箇条のメモに書いておけばよかった。
・そうなんだーと聞き返すこと
ようやくそれだけは覚えた。

退院したら何をしたいのか聞く。
ハウスの苗を見て、必要な苗を買って、畑の準備をしたい。
どんな生活を送るの?
まずは、生活リズムを整えて、朝起きて夜寝る、飲む時間を決める。
節酒するのも、それができてからと主治医の先生と話したそうだ。
先生と本人が話し合って、納得した事なら、私は何も言わない。
2月6日に先生と私で面談をすることも伝えた。
治療方針について、私がよくわかってないから、先生にちゃんと聞いておくと伝えた。
後は私の希望を伝えた。
リビングでテレビを見ながら寝るのはやめてちゃんとベッドで眠って欲しい。生活のリズムを整える上でも必要だと思う。
私と一緒のベッドは嫌だと思うので、リビングの隣にベッドを用意したい。
あそこは寒そうなので、今リフォーム屋さんと相談しているところ。
夫の退院は2月末ぐらいだと思っていた、退院したら、リフォーム後の部屋にベッドを用意して驚かせたかった、だから、もう少し入院しててもいいんだよ(笑
なごやかに話すことができた。

みっちゃんのブログのおかげだと思う。
節酒からの断酒。
医療機関が認めている治療方針なのに、この方の日記を読まなければ、全く理解できないまま、どうして節酒なんだ節酒できてないから入院してるんでしょ!
と自分の考えにとらわれたままだった。
感謝。

本日の映画
『酒とバラの日々』白黒映画
タイトルが素敵すぎて、アル中の映画だとは知っている人少ないんじゃないだろうか。それも夫がアル中奥さんに飲ませて奥さんもアル中。
それから、夫は断酒に成功し奥さんはアル中のままと言う胸くそエンド。
奥さんかわいそうすぎ。

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