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①拗らせの原点

たまに日常の雑談を挟みつつ
本題の結婚までの恋愛歴、女同士の醜い争い等
を書いていこうと思います。


さて、私に初めて彼氏が出来たのは19歳の時でした。

顔面偏差値が中の中の私ですが
中学、高校とはスクールカーストの1.5軍位にいました。
1軍とも遊ぶし、2軍とも遊ぶ。
しかし1軍に入ると、揉め事が面倒くさそうなのと

目立ちたい!!!

って女子たちのテンションに毎日付き合えなかったので(なんなら少し冷やかな目で見てた)同じ性格の友人2人と1.5軍でふわふわさせてもらっていました。

この2人の友人は綺麗でかわいくておしゃれで、でも率先して目立つのは嫌いで、 
腹黒いところもあってw
今でも本音で話せる貴重な友人です。

そんな友人2人はかわいいので、高校時代に彼氏が居ました。

1人の子はそれこそ1年~3年まで途切れず、もう1人の子もちょこちょこと。

そして私は

とてもヘタレで、理想が高かった。

これは、今後の婚活時代にも出てくるワードですw


自分から好きになった人には告白どころかアピールもできない。

顔面偏差値中の中のくせに、背が高くて、塩顔で、良い車に乗ってる、2.3個年上が良いな~♪
なんてね。

本当、身の程知らずもいい所ですよ。

思い出すと本当に、恥ずかしい。

その顔で、恥を知れ、とね。


まあ、そんなわけで
当時はやっていた紹介から始まるメル友を何人も紹介してもらいましたが

顔がタイプじゃないやら、背が低いやら、なんか違う…


と言い続け、せっかく告白してもらった人に対しても

「顔もまあまあ、年上で車もってても童貞はちょっと…」なる理由で断り(自分も処女)

彼氏がいないまま高校を卒業しました。

幸い、中学からの友達や、バイト先の先輩、高校の友達などに恵まれており
彼氏がいなくても楽しい高校生活は送れたので、特に焦りもなにも感じてはいませんでした。


まあ、いつかは出来るだろう。

位にね。



そんな中、私の前に現れたのが
大学に入ってすぐに始めたバイト先の
社員で、9歳年上のAさん。

9歳上には見えないし、とってもかっこよく、面白く、スポーツは万能、お洒落で、仕事もできる。

そんなAさんは、私を気にかけてくれ、お局から私を助けてくれ、私が働きやすくしてくれた。

きっと妹みたいに思ってくれているんだろうな、と末っ子の私はAさんにすっかり懐いていました。


そんなある日、週末の飲み会で
Aさんに言われました。



『この後、二人で抜け出さない?』



イケメンで、優しくて、お洒落で、仕事ができるAさんに誘われた。

彼氏いない歴=年齢
の私はもう嬉しいやら驚くやら恥ずかしいやらで
困惑していると、Aさんはもう一度私に


『二人で抜けよ?』

と言って来た。


夢のようなシチュエーションに私がこくんと頷くと

Aさんは私の手を握り、夜の街に歩き出した。

時間はもう夜11時を回っていた。

もう1件行ったら、もう終電はない。

いくら恋愛経験が少ない私でも、この後どうなるかはわかっている。


19歳で処女なことに、当時はコンプレックスがあった。

20歳までには経験したい。

でも変な男とはしたくないと思っていた所に

Aさんからの誘い。

イケメンで、優しくて、仕事ができて、お金も持っている
車だって当時はやっていたワンボックスにセンス良く乗っている

断る理由なんてない。




例え、



Aさんに


婚約中の彼女が居たとしても。




続く

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