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068 ペット終活から学ぶこと②~犬に期待し過ぎるのはNG~

《前回のペット終活投稿》

先日、名古屋市動物愛護センター主催「問題犬のためのしつけ方教室」に当選して参加したことを書いたのですが、その時に個別指導についても当選したので早速行ってきました。

再度書いておきますと、我が家で引き取らせてもらったのは認知症になったお婆さんが飼い切れなくなった千葉県鎌ヶ谷市のコーギー(女の子)です。普段は人懐っこくて手が掛からない本当にいい子なのですが、これまで散歩に連れて行ってもらっていなかったようで他の犬(というか人以外の動物全般)に慣れておらず、散歩に出ても他の犬に出会うや威嚇して吠えてしまうのには困っていました。

以前もコーギーを飼っていたのですが、フレンドリー過ぎる犬で近所に沢山の犬友ができたので散歩中に出会っては交流をして、私も飼い主さんと色んな情報交換ができるのを楽しんでいましたので、今回はこれができず、ついには犬を見かけると別の道に逃げるような習慣になってしまったことが心底残念で。

トレーナーさんからの意外な言葉
さて個別のトレーニングにつきましては、外に出て用意してもらった愛護センターの大人しいワンちゃんをサンプルに様々なシチュエーションでの対応の仕方についてドッグトレーナーさんから細やかな指導を受けました。中でも興味深かったのはリードの使い方で、様々なテクニックがあると初めて認識した次第です。

一連のトレーニングが終わった後で、一番気がかりだった他の犬とのコミュニケーションについての相談をしたのですが、ドッグトレーナーさんから返ってきたのは意外な返事でした。

「別に仲良くならなくてもいいじゃないですか」

つまり、この子は元気に生きている。しかも人には良く懐いて楽しく生活している。中には犬よりも人が苦手で懐かない犬も沢山いる。それを思えば十分に幸せな生活ではないのかと。

子育てをして分かったつもりでいたこと
この言葉には凄くハッとさせられました。と同時にいかに自分のエゴで犬を飼おうとしていたかに気付かされ、とても恥ずかしくなりました。犬というのはとても素直な生き物ですので、しっかり愛情を以って育てればそれに応えてくれる。ただし愛情の注ぎ方には、その犬の個性に応じた方法論があるということです。子育てをしてきてそのことは十分に理解していたつもりなのに。

どうやら自分は犬に期待し過ぎていたようです。そして犬のしつけを根本的に誤解していたようです。自分の思い通りになる犬を育てるよりも、犬の個性を伸ばしてお互いが楽しく生活できるようにしていかねばなりません。それが犬を飼う者の責任ですし、可哀想な境遇の保護犬を引き取った者の使命だと思います。

ドッグトレーナーの安田さん、ありがとう。今後の犬との生活が、さらに楽しみになりました。

【今後のプリエンド協会のイベント】
◇第45回終活会議(終活パワーチームZoom定例会)

◆2022年11月17日(木)19時~20時45分 ※毎月第3木
◆メインプレゼン講師/山﨑良光(税理士)
「おひとりさまの相続~成年後見制度と信託制度の違い~」

◇第9回終活会議実践会(対面型ビジネス交流会) 
◆2022年10月26日(水)15時30分~17時 ※毎月第4水
◆講師/佐藤天平(Google広告エキスパート)&大野和哉(webデザイナー)「終活業界のnote、SNS、web活用勉強会Ⅱ」
◆場所/名古屋市中区のローズセミナールーム
◆会費/1,000円
(チームメンバー向けZoom配信あり)

◇第1回終活EXPO(終活パワーチーム・オンライン展示会)
◆2022年11月13日(日)10時~13時

【プリエンド協会の新プロジェクト】
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終活問題に関するご相談は、経験豊富なあらゆる専門職の揃っている一般社団法人プリエンド協会までどうぞ。

岡橋秀樹
一般社団法人プリエンド協会 代表理事
㈱プリエンド・マーケティング 代表取締役
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